時間割コード
Registration Code
0012526
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
物理学で考える地球温暖化と気候変動
担当教員 【日本語】
Instructor
増永 浩彦 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MASUNAGA Hirohiko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 火曜日 5時限
I Tue 5


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups.We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university.Through this,our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability.A wide various of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
昨年のノーベル物理学賞は、地球温暖化予測の先駆的研究を行った真鍋淑郎博士らに贈られました。気候変動は一見複雑で読み解くことが難しい反面、その本質はシンプルな物理のことばで捉えることができる、というメッセージも込められています。文系理系問わず大学入学時の基礎知識だけでも、気候変動の本質の多くは正しく理解できます。この基礎セミナーでは、与えられたテーマ(温室効果とは何か、気候フィードバックとは、など)に対し、少人数のグループで調査・議論・発表する作業する通じ、慣れ親しんだ常識に囚われずデータを深く読み解く力を鍛えます。また討論やプレゼンテーションを通じ、柔軟な思考力と豊かな発信力を強化することを目指します。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
資料はセミナー中に随時配布ないし指示します。教科書はとくに指定しません。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
プレゼンテーションに向けた調査や発表資料準備は、主に授業時間外を活用しつつ、グループ間で討議しつつ学生主体で進めます。
注意事項
Notice for Students
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
昨年はノーベル物理学賞やIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次報告書の発行など、地球温暖化問題に改めて注目の集まる機会がありました。気候の成り立ちについて、私達はどれほど正しく理解しているでしょうか?高度情報化社会を生きる現代人は、答を求めれば簡単に検索で知ることができますが、そこにある情報が正しいかどうか見極めることは必ずしも簡単ではありません。物事の真実に近づくには、主観的なフィルターをなるべく排除した一次データにアクセスし、自分の頭で考え判断するほかありません。また、考え方の違う人と討論を重ね自身の誤解や思い込みに思い至ることも重要です。このセミナーが、そのような思考習慣を身に着けるきっかけとなることを願っています。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2022-spring-course-time-table/