学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0013202
科目名 【日本語】
Course Title
哲学
科目名 【英語】
Course Title
Philosophy
使用言語
Language Used in the Course
担当教員 【日本語】
Instructor
岩﨑 陽一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IWASAKI Yoichi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 水曜日 2時限
I Wed 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
哲学という学問は現代の諸学問のルーツであって,その本義は「知恵を愛すること」である。知恵を愛するとは,もの知りを目指すことではなく,ものごとの究極の原因や原理を学問的に探求することである。哲学の目的は,人間や世界について深く知ることを通して,人がよりよい生を営むことにあります。内容的には,こころ,認識,ことば,論理,存在,社会,生命,自然,環境,科学の基礎,倫理,宗教,神などの問題群があります。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The study of philosophy is the root of modern studies, and its true meaning is "Love of Wisdom." Loving wisdom is not to aim for just knowing, but to seek the ultimate cause and principle of things academically. The purpose of philosophy is for people to live a better life through a deeper understanding of humans and world. As the contents, there are problem groups such as mind, cognition, language, logic, existence, society, life, nature, environment, basics of science, ethics, religion, and God,etc.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
哲学的諸問題について理解し、それに関する自らの見解を立てて主張・議論できるようになる。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
必要に応じて講義で示す
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業中に話を聞くだけで、即座にすべてが理解できるわけではありません。小テストに回答するとき、自分の理解を確認することになりますので、理解が不十分な点は授業の配付資料や参考資料を使ってじっくり考え直してください。
注意事項
Notice for Students
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
カントとかデカルトとか、有名な哲学者ですが、だからといって言っていることがすべて正しいわけでは当然ないのです。すごいなー、と思うところもあれば、これちょっとおかしいんじゃない、というところもある。遠慮せずに、おかしいところはおかしいと言いましょう。反論することは容易ではありませんが、それを考える過程で、議論している問題はより鮮明に見えてくるし、自分の考えも深められ、磨かれていくものです。そういった知的体験をしてもらうことが授業の第一の目的です。

世の中には、答えを客観的に決定できる問題と、そうでない問題とがあります。哲学や倫理学の問題はおおむね後者ですし、わたしたちが日常的に接する問題の多くももしかしたら後者かもしれません。誰かに答えを尋ねても、正解は返ってきません。そういった問題に手探りで挑んでいく知力と体力を鍛えるために、哲学的問題をみんなで考えてみたいと思います。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2022-spring-course-time-table/