学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0011333
科目名 【日本語】
Course Title
力学Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Foundations of Mechanics I
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
加藤 博和 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KATO Hirokazu ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 月曜日 3時限
I Mon 3


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
現代科学技術における重要な基礎分野の一つである古典力学の基礎を,慣性系における1個の質点の運動を例にとって講義します。力,質量,運動量,仕事,エネルギー,保存則,運動方程式,次元解析などの物理的概念に加え,座標系,ベクトル,ベクトル演算などの数学的概念を説明します。このことによって,力学の基本概念と手法について理解を深めるとともに,理工系分野を学ぶための基礎学力を養うことを目指します。この科目は,力学を直接必要としない分野の学生にとっても自然科学を学ぶための重要な基礎となります。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course introduces the fundamentals of classical mechanics, one of the important fundamental fields in modern science and technology, using the motion of a single point mass in an inertial frame as an example. In addition to physical concepts such as force, mass, momentum, work, energy, conservation laws, equations of motion, and dimensional analysis, mathematical concepts such as coordinate systems, vectors, and vector operations are explained. By doing so, the course aims to deepen students' understanding of the basic concepts and methods of mechanics and to develop basic academic skills for studying science and engineering fields. This course provides an important foundation for the study of natural science even for students in fields that do not directly require mechanics.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
○高校物理と大学物理の違いを認識する。
○演習を通じて、「問題を解く力」「他者にとって分かりやすい解答の書き方」ができるようになる。
○大学において必要な数学の基本的素養が得られる。
○力学の習得を通じて、工学的なものごとの考え方の基本を身に付ける。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
新物理学ライブラリ2 力学[新訂版] (阿部龍蔵著、サイエンス社) 1,600 円+税
力学 I では 1-4 章が対象。残りは力学 II(II 期)で扱う。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、演習問題を宿題としてNUCT上で出すので、次回開始直前までに必ず提出すること。
注意事項
Notice for Students
・「問題を解く力」「他者にとって分かりやすい解答の書き方」を身に付けることを念頭に置き、演習を主体とする。したがって、必ず専用のノート(A4、大学では B5 は使用しない)を用意すること。ルーズリーフ使用は勧めない。自己学習やテスト勉強等もすべてそのノートで行うこと。
・毎回、終了時に感想・質問等を記入するレポートを、開始時に、前回終了時に宿題として出した演習問題の解答をレポートとして提出してもらうので、A4 レポート用紙を必ず持参すること。それ以外の用紙は一切受け付けない。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
力学Iシラバス(pdf版)
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
本授業では、特に以下の4点を重視する。
○高校物理と大学物理の違いを認識する。
○演習を通じて、「問題を解く力」「他者にとって分かりやすい解答の書き方」を身に付ける。
○大学において必要な数学の基本的素養を身に付ける。
○力学の習得を通じて、工学的なものごとの考え方に触れる。
力学Iは、大学における工学の最も基本となる科目である。ここで、大学の、工学の勉強の仕方をきっちり身につけることで、後の専門科目履修にも必ず役に立つ。せっかく時間を割いて勉強するのだから、形式的な単位取得ではなく、実力をつけることを肝に銘じてほしい。特に、演習にしっかり取り組み、90分間で少しでも進歩しようという意識を強く持ってほしい。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2022-spring-course-time-table/