学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0012239
科目名 【日本語】
Course Title
微分積分学Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Calculus I
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
小林 亮一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KOBAYASHI Ryohichi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 火曜日 2時限
I Tue 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
定量的変化を記述・分析する数学の分野が解析学であり,その中心的方法は微分積分学です。それは自然科学において必須の研究手法であるが,さらに近年社会科学などにも広く応用されます。本科目は通年講義の前半として,1変数微分積分学の基本を理解することを目的とします。特に極限の本質を理解し,対数関数・三角関数など初等関数の自由な解析的扱いができるようになることを重視します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The field of mathematics that describes and analyzes quantitative changes is analysis, and its central method is calculus. It is an essential research method in the natural sciences, but in recent years it has been widely applied to the social sciences. The goal of this course is to understand the basics of one-variable differentiation and integration as the first half of the year-round lecture. In particular, it is important to understand the essence of the limit and to be able to handle elementary functions such as logarithmic functions and trigonometric functions freely.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
一変数微分積分学の基本を理解する。特に,極限の本質を理解し,指数関数・対数関数・三角関数など初等関数の自在な解析学的取扱いができるようになることを重視する。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The objectives of students are to understand the basics of analysis of functions in one variable and, in particular, to learn the concept of limit and how to treat analytically elementary functions such as the exponential, logarithmic and trigonometric functions.
教科書
Textbook
理工系微分積分 松木敏彦著 学術図書出版社 ISBN978-4-87361-270-6
講義で使用するので必ず購入すること.とくに課題は教科書から出題します.
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
自宅での復習・演習が不可欠です.予習は必要ありません.
各回の講義ごとに課題提出を求めます.課題は主に教科書の問題から出題します.課題提出と質問は
基本的にNUCTを通じて行います.
注意事項
Notice for Students
本講義はNUCTを活用したオンデマンド型遠隔講義です.教科書を補充した講義資料をNUCTに置きます.15回分の講義資料をもとに解説動画を作ってNUSSに置き,URLをNUCTにてお知らせします.自分の好きなときに再生してください.しかし,毎週の課題提出を求めますので,この点では週一の講義と変わりません.本講義に関連するすべての情報提供をNUCT経由で行うので,こまめにチェックすること.
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
NUCTにて適宜情報適用します.
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
● 課題提出と質問はNUCTを通じて行います.必要なら私の個人メールメールアドレスに直接送付することも可です.いずれの場合にも氏名,学生番号,日付,どの課題をやったのか,の基本情報を忘れずに書くこと.課題提出時に質問もすることを奨励します.少しぐらいなら遅れても提出された課題はちゃんとチェックして提出と認めます.大幅に課題提出が遅れる場合には連絡してください.課題提出は毎週締め切り間際に集中することはこの二年の経験からわかっていますが,短時間でまとめて採点する作業は徹夜など体力的に非常に負荷のかかる作業になることを,どうかお察しください.

● 微分と積分が交互に登場するように講義を進めることが,本講義の基本方針です.教科書の選定は,この方針に沿ったものになっています.

● シラバスの順序通りに講義を進めるとは限りません.また,教科書の順序通りに講義を進めるとも限りません.テイラーの定理は春学期,秋学期の両方に登場します.ガンマ関数とベータ関数は秋学期に二重積分をやってから取り上げます.教科書にもシラバスにも書いてない(が応用上重要な)トピックを数点選んで講義で取り上げます.
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2022-spring-course-time-table/