学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0120019
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
基礎選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
ジェンダー学基礎演習Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Introductory Seminar on Gender Studies II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC2039J
担当教員 【日本語】
Instructor
新井 美佐子 ○ 松下 千雅子
担当教員 【英語】
Instructor
ARAI Misako ○ MATSUSHITA Chikako
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 2時限
Spring Wed 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
セクシュアリティ&ジェンダー学入門


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
1)セクシュアリティならびにジェンダーとは何か、それらについてどのような研究が蓄積されてきたのかを学ぶ。
2)ディスカッションを通じて理解を深め、将来に生かす。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims at providing students with basic knowledge in gender and sexuality studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1)セクシュアリティやジェンダーはわれわれの生活と大いに関わっており、それらについての研究も広く展開されている。国内外の様々な関連事象や研究成果から、セクシュアリティやジェンダーに関する基礎的事項を学ぶ。

2)上記を学んでも、セクシュアリティやジェンダーにまつわる諸問題の明快な解答や解決策が得られる訳ではないが、問題を解くための手がかりをつかめたり、これまで気づいていなかった問題やその原因を認識しうるはずである。そこで、ディスカッションを行って、社会の一員としてよりよい未来の構築のためにできること、すべきことを考える。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は、主にセクシュアリティを扱う前半とジェンダーを扱う後半から構成される(なお、セクシュアリティとジェンダーは必ずしも明確に二分されるものではない)。それぞれの内容は以下の通り。

〇前半:セクシュアリティ(松下千雅子担当)
講義とグループディスカッションを行う。
スケジュール
1 イントロダクション SOGIとは?
2 歴史を振り返る: ストーン・ウォールからクィア・ネイションまで
3 クローゼット、アウティング、カミングアウト(フーコーの権力論)
4 LGBTとクィア (理論と運動におけるアイデンティティの捉え方)
5 トランスジェンダーの身体
6 インターセックスとスポーツ
7 試験

〇後半:ジェンダー(新井美佐子担当)
毎講、経済・社会領域を中心に国内外のジェンダーに関する事象、および研究を紹介し(新井)、それらについて受講者間でディスカッションを行う。学期末にレポート試験を課す。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
〇前半:この授業では、セクシュアリティに関する用語を多用します。性的な表現に敏感な方は履修をお控えください。さらに、フェミニズムやアクティヴィズムに対する批判も行います。そうした批判に敏感な方も履修をお控えください。非正規生の参加は担当者が許可した場合に限り認めます。

〇後半:ジェンダーもしくはジェンダー研究に関心のある学生の真摯な受講(聴講)は、これまでにジェンダーを学んだことがなくても、大いに歓迎する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
前半、後半それぞれ50点満点で採点し、それらの合計(100点満点)で6段階評価をする。なお、前半、後半のいずれかが30点未満の場合は、(前・後半の)合計点が60点以上でも「F(不可)」評価とする。また、特に配慮すべき必要のない理由による欠席、ならびに大幅な遅刻・早退が前半、後半それぞれ3回以上あった場合は「W(欠席)」とする。
前半、後半の「成績評価の方法と基準」は以下の通り。
〇前半(50%):ディスカッションへの参加10%、レスポンスペーパーまたはレスポンス動画(個人またはグループ)20%、試験20%。
〇後半(50%):授業(ディスカッション等)への参加度25%、レポート試験25%。
教科書・テキスト
Textbook
特に使用しない。
参考書
Reference Book
授業中に適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
前半:レスポンスペーパーまたはレスポンス動画の作成。
後半:ディスカッション準備の予習、復習。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施の予定。但し、今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。