授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 古文書原本を取り扱い、その整理方法を体験することで、歴史資料の取り扱い・整理・保存に関する基礎知識を身につけるとともに、資料保存の重要性について理解を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this course is to acquire basic knowledge and practical skills in handling, organizing and preserving historical documents in early modern Japan. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業を通じて、歴史資料の管理・保存の重要性を認識し、古文書を整理し保存するための知識と能力を身につけることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 未整理の古文書群について、1点ごとの目録採取に取り組む。くずし字で書かれた記述内容、料紙、形態、様式など、古文書から得られる様々な情報を読み解き、カードに記録し、目録を作成していく。また、古文書原本の取り扱い方と整理方法の原則についても学ぶ。 おおよそ次のような内容について実習形式でおこなう。資料の状態や受講生の学習進度を踏まえて進める予定である。
・古文書の取り扱い方 ・整理資料の概要調査 ・古文書の様式、名称 ・古文書整理の原則と整理方法 ・目録採取の方法 ・古文書の修復 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 古文書の原本を扱うので、原本取り扱いの心得を遵守し、古文書を毀損することないよう注意されたい。日本史専攻生に限定しないが、ある程度はくずし字を解読できることが望ましい。個人で使用するくずし字辞典を用意すること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への取り組みと資料整理の習熟度40%、レポートを60%とする。 レポートは授業で自らが調査・整理した古文書について判明したことをまとめる。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 大藤修・安藤正人編『史料保存と文書館学』 吉川弘文館 1986年 白水智『古文書はいかに歴史を描くのか』 NHK出版 2015年 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 刊行されている古文書目録に目を通すとともに、機会があれば、各地の文書館や資料館を訪問して史料を利用してみてほしい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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