授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 日本語を研究する上で必要不可欠な基本的な手法を身につけ、また、それによって、「国語」という科目を教授していく上での知識と方法を修得することを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aims of this course are (1) To gain a basic linguistic knowledge of Japanese language. (2) To help students acquire the skills and proficiency needed for historical study on Japanese. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 受講者各自が実際に日本語を調査し、その結果を発表し、さらに全員で討論することを通じて、日本語への理解を深めるとともに、日本語を研究する上での基本的な手法を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | まず、日本語を研究する上で必要不可欠な、辞書とコーパスについての理解を深め、その使用法を身につける。次に、受講者が、それぞれの関心のある事項について、辞書やコーパスを使用して実際に調査し、その結果をまとめて発表する。発表後は、講義中に指摘された事項について再調査を行い、学期末論文としてまとめる。
例えば、次のような項目をとりあげることになる。 第1回:日本語研究と辞書 第2回:日本語研究とコーパス 第3回:日本語の語彙 第4回:語種構成(和語・漢語・外来語) 第5回:親族語彙 第6回:色彩語彙 第7回:身体語彙 第8回:感情語彙 第9回:数詞と助数詞 第10回:オノマトペ 第11回:類義語・反義語・多義語 第12回:方言 第13回:ジェンダーと言葉 第14回:新語・流行語・若者語 第15回:まとめ
*具体的な進め方については、第1回目の講義で説明する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | この演習は、日本語学を専攻する学部2年生を対象とする。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 発表内容(40%)、学期末論文(40%)、授業中の発言(20%) 以上を総合して、60点以上を合格とし、授業目的の達成度を評価の基準とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 青葉ことばの会編(2016)『日本語研究法【近代語編】』おうふう 田野村忠温編(2014)『コーパスと日本語学』(講座日本語コーパス6)朝倉書店 前川喜久雄編(2014)『コーパス入門』(講座日本語コーパス1)朝倉書店 沖森卓也他編(2011)『図解日本の文字』三省堂 沖森卓也他編(2011)『図解日本の語彙』三省堂 その他、講義の中で紹介していく。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 全員、発表で扱われる事項について、自分の興味・関心に即して調べておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 演習なので、履修取り下げは認められないが、最終レポートを提出しない場合は「欠席」とする。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 基本的に対面で実施します。ただし今後の感染状況によっては変更の可能性があるので、詳細はNUCTで周知します。 |
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