授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 王朝の文学作品の注釈作業を通じて、古典文学に関する幅広い知識、深く正確な読解力が身につくようにする。また、古典研究とはいかにあるべきか、その方法論についても考えを深めたい。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with the basic concepts and principles of Japanese classical literature. It also enhances the development of students’ skill in making oral presentation and self-regulated learning. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 古典文学の幅広い知識を身につけ、作品を正確に深く読解できることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 平安時代中期の歌人、曾禰好忠は、『古今集』の枠組みから自由な、新規な歌風で知られる。後の歌人にも大きな影響を与えた。その家集『曾禰好忠集(曾丹集)』を毎回十首、表現の特徴に留意しながら読解してゆく。科目名には「講義」とあるが、受講者の発表による演習形式で行うので注意すること。
第1回:ガイダンス 第2回:曾禰好忠について 第3回:正月はじめ 第4回:正月中 第5回:正月下 第6回:二月はじめ 第7回:二月中 第8回:二月下 第9回:三月はじめ 第10回:三月中 第11回:三月下 第12回:四月はじめ 第13回:四月中 第14回:四月下 第15回:まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 本演習の発表には、相当の準備時間と努力が必要である。その点を留意のうえ受講すること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 演習での報告・発表(60%)+参加の姿勢(40%)。報告・発表は、調査が行き届いているか、論証に説得力があるか、新しい見解が示せたか、について評価する。参加の姿勢については、建設的なコメントをするなど、演習に意欲的に参加したかを評価する。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 担当箇所について可能な限り調べ、考えるのは当然だが、自分の報告でなくとも担当者をあてにせず、下調べをしておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 取り下げ制度は用いない。演習であるので、中途での取り下げは授業に支障をきたすため。 |
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備考 Others | | 隔週開講、科目名は「講義」だが、受講者の発表による演習形式で行うので、注意すること。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 教室での対面授業を原則とするが、状況によって遠隔授業に切り替わる可能性もある。 |
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