授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業の目的は、昨年度に引き続き、アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズの英語原文テクストを、歴史的・文化史的パースペクティヴから読みとき、英国探偵小説の精髄に迫ると同時に、19世紀における英国の文化・文学の諸相を鮮やかに照射することです。本授業は文学部の教育目標である、人間への洞察力と、言葉への深い関心をもち、心と人の行為を考察する人文学に論理的思考力をもってアプローチする意欲的な人材を育成することをねらいとします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this seminar is to analyse the text of Arthur Conan Doyle's The Adventures of Sherlock Holmes and The Memoirs of Sherlock Holmes from the historical and cultural perspective. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 英語で書かれた探偵小説を文学的視座から分析することができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下の内容を第1回目から最終回までの授業で展開していく予定しています。演習形式ですので、受講生のプレゼンテーションと質疑応答が授業を形成し展開していきます。 ・イントロダクション ・「英国探偵小説」とは ・『シャーロック・ホームズ』と英国探偵小説の伝統 ・19世紀英国における文学と分身 ・『シャーロック・ホームズ』の歴史的分析 ・『シャーロック・ホームズ』の空間分析 ・『シャーロック・ホームズ』と境界の文学 ・『シャーロック・ホームズ』における探偵小説の語り ・総括・英語によるレポート試験 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 受講者は初回の授業に出席して、授業内容を確認してください。最初の授業に出席できない場合は、必ず初回の授業前に担当教員に連絡をとり、指示された課題をこなしてください。教科書は各自で初回の授業前に購入して授業の予習を万全にして受講してください。第一回目の授業から教科書の中身に入っていきますのでしっかり予習をして臨んでください。けっして日本語訳に頼らないで英語原文に取り組む姿勢が大切です。授業時に必ず辞書(電子辞書など)を持参すること。授業中はスマホや携帯電話のスイッチは切っておくこと。ネット上の情報は使いません。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 英語によるレポート試験80%、授業参加度(予習、・復習・プレゼンテーション)20% 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Arthur Conan Doyle. The Adventures of Sherlock Holmes and The Memoirs of Sherlock Holmes. Penguin Books. Paperback. ISBN 9780140437713. Penguin Classics. |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業時に実のあるプレゼンテーションを行えるように、またプレゼンテーションに対して的確な質問ができるようにしっかり予習してください。英語原文をきちんと読めるように、英英辞典を徹底的にひいて言葉の意味を吟味して授業に臨むようにしてください。予習に120分以上、復習に60分以上使ってください。市販されている日本語訳は使わないようにしてください。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 履修取り下げ制度は利用しない。授業出席回数が十分でない場合や、レポート試験を受けない場合は「欠席」の評価となり、成績の総点が60点に満たない場合は「F(不合格)」の評価となります。 |
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備考 Others | | 受講者は第1回目の授業から出席すること。教科書は各自で第一回目の授業の前に購入し、持参すること。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面授業を行います。ただし感染状況に応じて変更する可能性があります。詳細はNUCTにて周知する。 |
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