授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 20世紀前半のアメリカ文学について学ぶ。主要作家、主要作品、及び、その時代背景について適切な解説ができるようになるとともに、主要作品中の重要場面の英文を解説できるに足る英語力を身につけることを到達目標とする。本授業のテーマの一つはアメリカ文学に見られる多様性の諸相である。受講者はこのテーマについての理解を深めることも求められる。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this course, participants will learn the history of American literature roughly from the 1910s to the 1940s. At the end of the semester, the participants are expected to be able to make appropriate comments on the works of prominent authors in this period and their social/historical background. They are also expected to achieve the level of English proficiency necessary for making comments on parts of the works of the prominent authors. One of the topics to be discussed in this course is the diversity of American literature in this period. The participants are expected to be able to comment on this topic too. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 20世紀前半の主要な作家、作品、文学的潮流およびその時代背景について適切な解説ができる。主要作品の重要場面の英文を解説することができる。当該の時期のアメリカ文学に見られる多様性について論じることができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 初回の導入に続く第2回〜第15回の授業で扱う主たる作家・トピックは、Sherwood Anderson、Willa Cather、Ezra Pound、T. S. Eliot、William Carlos Williams、Wallace Stevens、Eugene O'Neill、Harlem Renaissance、F. Scott Fitzgerald、Ernest Hemingway、John Dos Passos、John Steinbeck、Richard Wright などである。
各回の授業は講義と学生の発表(担当者による報告)を中心とする。受講者は各回の授業で扱う作品のリーディング課題(主要作品の冒頭または重要な場面)および作家紹介文を精読した上で授業に出席する。担当者はリーディング課題に関する注、質問、一部の和訳をまとめたハンドアウトを授業前日までにNUCTに投稿する。受講者はリーディング課題および紹介文に加え、担当者のハンドアウトにも目を通した上で授業に出席する。授業では、講義に続き、担当者の報告に触れながら、リーディング課題の内容について検討する。授業後には授業内容についてのリスポンス・ペーパーを提出する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | アメリカの歴史・地理に関する基礎的な知識を有すること、英語で書かれた文学作品を辞書を引きながら読むことができる程度の英語読解力を有すること、学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。秋学期同時限に開講される「アメリカ文学史 b」と連続して受講することが望ましい。(注意事項)授業中の私語・睡眠禁止。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業点(小テスト、発表、リスポンス・ペーパー、授業への貢献度など)70%、期末試験30%。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | The Norton Anthology of American Literature, Vol. 2: 1865 to the Present (Shorter Eighth Edition) (Norton, 2012)、または、同 Shorter Ninth Edition (Norton, 2017) 、亀井俊介『アメリカ文学史講義〈2〉自然と文明の時代——金めっき時代から1920年代まで』(南雲堂)、同『アメリカ文学史講義〈3〉——現代人の運命』(南雲堂)、渡辺利雄『講義アメリカ文学史』(全3巻+補遺)(研究社)、平石貴樹『アメリカ文学史』(松柏社)、志村正雄・八木敏雄『アメリカの文学』(南雲堂)、早瀬博範(編)『21世紀から見るアメリカ文学史』改訂版(英宝社)、アメリカ文学の古典を読む会(編)『語り明かすアメリカ古典文学 12』(南雲堂、2007)、アメリカ学会(編)『アメリカ文化事典』(丸善出版)、その他授業中に紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 受講者は各回の授業で扱う作品もしくはその抜粋(主要作品の冒頭または重要な場面)を精読し、また、作家紹介文を読んだ上で授業に出席する。授業後にリスポンス・ペーパーを書いて提出する。またこれらに加え、授業で紹介される作家・詩人・劇作家らの作品を独自に読み進めることが期待される。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 5回以上欠席した場合は「W あるいは欠席」評価とする。欠席が5回未満で、期末試験を欠席した場合、成績は「F」とする。なお、遅刻2回で欠席1回分とみなす。30分以上の遅刻は欠席扱いとする。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面またはオンライン(同時双方型)のいずれかを選択できるようにする(ハイブリッド形式)予定だが、今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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