学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121614
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
ドイツ語ドイツ文学
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ文学演習Ⅱa
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on German Literature IIa
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGL3018J
担当教員 【日本語】
Instructor
安川 晴基 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YASUKAWA Haruki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
ブレヒトを読む(1)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
ドイツ文学の原典講読を通じて、高度なドイツ語読解力を培うとともに、ドイツ語圏の文学・文化・思想についての理解を深めます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students read and understand literary and philosophical texts in German.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この演習を通じて、文学的・哲学的内容のドイツ語文献を、自ら読み解く力を身につけます。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒト(1898-1956)は、『三文オペラ』や『肝っ玉おっ母』などの実験的な作品で、20世紀の演劇に新風を吹き込みました。
そのブレヒトは、劇作家としてだけではなく、すぐれた詩や物語の書き手としても知られています。そこで、この演習では、ブレヒトの短編集『暦物語』(1949)をテクストに取り上げ、彼の仕事の一端に触れます。
ドイツ文学には、古くから「暦物語」というジャンルがあります。民衆向けに書かれた娯楽的・教訓的な短い読みもののことを言います。ブレヒトの『暦物語』には、彼がナチス・ドイツを逃れていた時代に書かれた詩や散文が収められています。平易な文体で書かれていますが、優しさとユーモアのなかに、時代に対する鋭い批判も込められています。その鋭いまなざしは、今日の私たちにも多くの気づきを与えてくれます。
この演習では、ブレヒトの『暦物語』に収められた作品のいくつかを抜粋して輪読します。文法事項をしっかり確認しながら、ゆっくり読み進めていきます。また、原文を音読することで、ドイツ語の発音の確認もします。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
初級ドイツ語を履修していること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内の議論への参加度(30%)、授業内の発表の成績(70%)により総合的に評価します。
60点以上を合格とします。
履修取り下げの際は、申し出てください。申し出がなく、欠席が5回以上の場合、評価は「F」とします。 
教科書・テキスト
Textbook
プリントを配布します。
参考書
Reference Book
授業中に適宜紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
作品の予習、精読。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。