授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国古典詩文を読解するのに必要な基礎的知識を習得することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with the basic texts of Classical Chinses. This course aims to understand the characteristics of various styles of written Chinses. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この演習では、古典詩文における「対句」、「押韻」、「平仄」、「典拠」について十分理解し、その知識を中国古典詩文の文体や文章構成法の特徴の理解に生かし、読解に応用できるようになることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この演習では、「対句」と「押韻」の初学書『聲律啓蒙』を教材とし、古典中国語の文体的特徴を把握すると同時に、中国古典詩文に特徴的な「典拠」についても学ぶ。 中国古典詩文において「対句」を成立させるルール、「押韻」、「平仄」といった韻律的制約が、作詩法や作文法にどのような影響力を持つのかを理解し、読解に生かすことによって、古典詩文の読解力をつける。 同時に、「典拠」についての理解も深め、膨大な文献の中から「典拠」を探し出し、読解し、もとの詩文においてどのような意味を持つかを考察する力も養う。 第一回および第二回は演習の主旨、教材の説明、古典中国語の概説、演習のデモンストレーションを行う。 第三回~第十五回は担当制とし、受講生が発表内容をまとめレジュメを作成し、全員でディスカッションを行う。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 現代中国語の学習歴があることが望ましいが、未習であっても履修は可能である。授業の始めに中国語の発音の特徴について解説する。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 1 「対句」の構成と含意について理解できたか。 2 「押韻」と「平仄」など韻律の働きについて理解できたか。 3 「典拠」の確認と、「典拠」の働きを理解できたか。 4 「対句」の知識を、詩文の読解に応用することができたか。 以上の4点について、授業時の発表40%、ディスカッション30%、レポート試験30%の割合で評価する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 吉川幸次郎『中国文学入門』講談社学術文庫、1976年 吉川幸次郎『漢文の話』ちくま学芸文庫、2006年 興膳宏『中国文学を学ぶ人のために』世界思想社、1991年 興膳宏『中国名文選』岩波新書、2008年 村上哲見『唐詩』講談社学術文庫、1998年 石川忠久『漢詩の魅力』ちくま学芸文庫、2006年 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 自宅学習・課外学習として、授業時に提示された課題に取り組み予習することを必須とする。担当者は発表用のレジュメを用意し、担当者以外の受講生は自分の考えをまとめ、授業時にディスカッションができるように準備することを義務とする。 復習として、授業中のディスカッションで積み残した問題について調査、考察し、次回の演習で発言できるように準備することを必須とする。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 対面を希望しない受講者にも十分配慮するので申し出てください。 |
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