授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国古典文の文体を形作る助字の働きについて理解を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims to understand the function of zhuzi whose usage is important to make the text stylish. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 元 廬以緯の『助語辭』に詳注を付した、王克仲の『助語辭集注』を読むことにより、助字の①文頭に用いられる用法と用例、②文中に用いられる用法と用例、③文末に用いられる用法と用例について理解することを目標とする。同時に、それらの助字が実際に出現するテキストを確認し、④文脈の中でどのように用いられているか、⑤文体にどのように作用しているか、について考察することも目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業内容 第一回:イントロダクション 第二回:伝統的な注釈における助字の扱い 第三回:筆記などにおける散発的な助字への言及 第四回:『文則』に見える助字の用法への言及(1) 第五回:『文則』に見える助字の用法への言及(2) 第六回:『助語辭』の出現――小学史上の意義 第七回:『助語辭』の特徴――形式と文体 第八回:『助語辭』の版本と注釈書 第九回:文頭の助字(1) 第十回:文頭の助字(2) 第十一回:文中の助字(1) 第十二回:文中の助字(2) 第十三回:文末の助字(1) 第十四回:文末の助字(2) 第十五回:まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 中国古典文がある程度読めること。現代中国語の既習歴は必須ではない。ただし、講義の進行上、現代中国語を用いることがある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 『助語辭』において、①文頭に用いられる用法と用例、②文中に用いられる用法と用例、③文末に用いられる用法と用例について、どのように説明されているかを理解できたか―20% ④助字が一定の文脈の中でどのように用いられているか、⑤文体にどのように作用しているかについて理解できたか―20% 原典確認とレポート―60%によって成績を評価する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義の予習として、指定された箇所を予習し、関係する出典を調べておくこと。 講義の復習として、関連する出典を調べ、文脈、文体について考察し、授業において発表できるように準備すること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 対面を希望しない受講者にも十分配慮するので申し出てください。 |
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