授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国の古典籍である漢籍について学ぶ。中国古典文学の授業であるため、内容は文学関係の書物を中心とするが、「文学」というくくり自体が近代的なものであるため、文学以外の書籍の話題にも触れることとなる。
中国の古典が当時どのような形で書かれ、書籍となったのかを学ぶことで、中国古典世界のありようを概観したい。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this class is to learn the basics of Chinese classical philology. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 中国古典籍についての基礎知識を獲得し、基礎的な書誌が取れるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 各回の授業内容は以下のような予定としている。 1オリエンテーション:漢文と漢籍 2漢籍とは(1)漢籍の範囲 3漢籍とは(2)漢籍の実際 4漢籍の歴史(1)竹簡の時代 5漢籍の歴史(2)紙の発明以降 6漢籍の歴史(3)印刷術の発明以降 7漢籍の歴史(4)王朝と漢籍 8漢籍の書誌 9避諱について 12目録学の歴史と四部分類 13詩文の分類 14戯曲小説の分類 15まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業内外での小課題(授業外課題の提出はNUCTを利用予定)および期末試験による。60点以上で合格。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター編『漢籍はおもしろい』(研文出版2008) 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター編『目録学に親しむ : 漢籍を知る手引き』(研文出版2017) 東京大学東洋文化研究所図書室編『はじめての漢籍』(汲古書院2011) 余嘉錫著、古勝隆一他訳『目録学発微:中国文献分類法』(平凡社東洋文庫2013) 前野直彬『中国文学序説』(東京大学出版会1982) その他授業中に紹介 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 知らない用語について、調べること。また、授業でとりあげられている作者、文章、書籍などについて調べること。
授業で紹介する関連書籍を読むこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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