学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121902
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学
科目名 【日本語】
Course Title
哲学概論Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Survey on Philosophy II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPH2020J
担当教員 【日本語】
Instructor
香春 ○
担当教員 【英語】
Instructor
XIANGCHUN ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 1時限
Fall Wed 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(○「哲学、倫理学、宗教学」)、
高一種・公民(○「哲学、倫理学、宗教学、心理学」)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
人間学


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業科目は,人文・社会科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。セミナーの基本テーマ:心はコンピュータによってシミュレーションできるか考える。人間の心とはなにか、さらには人間の知能や心といったものはコンピュータによってシミュレーション可能であるのかを哲学の立場から考察することを通じて,学問的知識の探求のプロセスとその面白さを体験する
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this class is to provide the students with the philosophical theories concerning the nature of human mind,how we should think about the relationship between mind and body, whether it is possible to simulate the function ofhuman mind by computer or not, if it is possible, whether we can call such a system a new type of mind or not. And through the instruction which will be provided in this class they will experience the joy of philosophical thinking and discussions and be able to think independently and spontaneously.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
哲学とは、物事の原因や根拠を提示する学問であり、結果を語る学問ではない。哲学の思想を学ぶとは、表面的な言葉の意味を追究し、自分の持っている世界観や価値観で哲学の知識を判断するのではなく、各々の思想に潜められた、その思想を成り立たせている理由と根拠を学ぶことである。従って、本講義の目標は、多くの哲学者たちの思想を学び、つまり、さまざまな考え方を学ぶことによって、自分の視野を広げることにあり、ただ、表面的な言葉の意味ではなく、その思想の根拠と理由を知ることである。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第一回 : オリエンテーション
第二回 : 心や意識とは何か?
第三回 : 心の科学と言葉
第四回 : 心と脳は 同一だろうか?
第五回 : 考えてみよう「カブトムシの箱」
第六回 : 「三世界論」と相互作用説
第七回 : 因果的必然性と人間の自由について
第八回 : 進化論と認識能力の発生
第九回 : チンパンジーとオウムは人間とどこが違うのか?
第十回 : 心はコンピュータによってシミュレーションされるだろうか?
第十一回 : 機能主義とは何か?
第十二回 : 解釈主義について
第十三回 :「中国語の部屋」の議論
第十四回 :「クオリアの三法則」について
第十五回 : 期末試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な取り組み30%、試験70%。
総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする 。
試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする 。
教科書・テキスト
Textbook
すべて内容はパワーポイントで表示します。 教科書は購入する必要はなく、NUCTにて全文をupします。また、必要に応じて、参考資料を配ります。
参考書
Reference Book
宮原 勇 著『図説・現代哲学で考える<心・コンピューター・脳>』 丸善出版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
特にありませんが、十分に授業で指定した文献を熟読しておいてください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。
『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
再履修不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。