授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業では、受講者が授業終了後に、18世紀啓蒙思想と宗教の政治哲学的コンテクストの基礎知識を習得し説明できることを目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces 18th century Europe's politico-religious context to students taking this course. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業では、受講者が授業終了後に、ルソーを中心とした政治と宗教の哲学的諸問題についての概観を習得し説明できることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1日:オリエンテーション :啓蒙思想と世俗性の問題、公と私の構造転換と信仰 :ルソーと宗教 第2日:ルソー思想における宗教の問題 『百科全書』ダランベール執筆項目「ジュネーヴ」 :『ダランベールへの手紙』(演劇論)と共同体アイデンティティ、ナショナリズムの問題 第3日:『社会契約論』『エミール』のスキャンダル 宗教問題 「市民宗教」 :「サヴォワ助任司祭の信仰告白」 政治と人間学 第4日:『山からの手紙』ジュネーヴ政治状況への介入 :まとめと質疑・評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的な取り組み30%、試験70%。 総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | ルソー『社会契約論』(岩波文庫、光文社文庫などどれでも可)、ルソー『山からの手紙』(『ルソー全集』白水社、第八巻)など。また、できればルソーの自伝『告白』も読んでおくといいだろう。なお他に、柴田寿子『リベラル・デモクラシーと神権政治 スピノザからレオ・シュトラウスまで』なども参考になる。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各回の授業内容の復習をおこなうこと。 また、興味をもったテーマについて、積極的に自己学習をおこなうこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となるが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となる。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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