授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では、ヨーロッパ近現代における革命思想の歴史についての概観をおこなう。また、「政治」概念それ自体を哲学的に探究することを通じて、プレゼンテーションのスキルと仮説設定能力、論理構成能力を身につけることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims to overview the history of the European revolutionary thoughts. Also, through the philosophical exploration of the notion itself of "politics", students are expected to acquire presentation skill and logical thinking. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 古典古代より、哲学は一個人の「心」のなかでなされる趣味的な探求ではなく、つねに、そしてすでに、また、肯定的にであれ否定的にであれ、政治社会とのつながりをもってきた。本講義は、その「つながり」を最も極端に意識した「革命思想」の歴史をたどることで、哲学史の核心部の一端を理解するとともに、翻って現代社会の個別具体的な諸問題・諸事象に対する分析能力を身につけることを目指すものである。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回:蜂起と革命: 蜂起と革命との違い、ならびに「政治的なもの」の核について 第2回:近代政治思想: 近代における政治の発見 第3回:哲学と政治: 哲学と政治との連関ならびに断絶 第4回:: マルクス・その1: 現代革命理論の嚆矢 第5回:マルクス・その2: 「哲学の貧困」 第6回:マルクス・その3: 経済主義について 第7回:こんにちの革命理論: フランクフルト学派と精神分析 第8回:民主主義とは何か・その1: 民主主義の「理論化」と政治哲学 第9回:民主主義とは何か・その2: 哲学と政治、ふたたび 第10回:学生発表:その1 第12回:学生発表:その2 第13回:学生発表:その3 第14回:全体討議 第15回:授業の総括ならびにレポート提出 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (1)授業参加の積極性ならびに発表50%(3)学期末レポート50%の二項目を評価対象とする。なお、学生発表は、受講者数ならびに受講者の理解度を勘案しつつ、具体的な発表形式を指定する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業中に用いられた用語や概念、あるいは授業で必ずしも言及されなかった派生的な用語、術語について、そして自らが関心を抱いた哲学者、思想家たちについて、自分自身で調べ、考え、あるいは授業に出席している他の受講生たちと折にふれて自発的に討論する時間を設けることが強く期待される。とりわけ、講義内容を身の回りの現実と照らし合わせてみて、何が合致して何が合致しないかを熟考することが非常に重要であるため、本講義で最も重要な「学習」は、むしろ授業が終わって教室を出たあとの各自の思索にこそあるといってよい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則的にMicrosoft社のTeamsを用いた双方向オンライン授業とする。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。変更があった場合、詳細はNUCT等で周知する。 |
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