学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121918
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学
科目名 【日本語】
Course Title
哲学・倫理学講読Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Reading in Philosophy and Ethics II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPH3014B
担当教員 【日本語】
Instructor
鈴木 真 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUZUKI Makoto ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
応用倫理学演習


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
応用倫理(生命・医療倫理、環境倫理、工学・技術倫理、ビジネス倫理、福祉と倫理等々)に関するテーマについて研究発表を行い、質疑を通して研究の精度を高め、応用倫理学の理論的基礎を学びます。またコメンテーター(予め決められた質問者)や出席者として質問し議論することで、発表や討論の技法も学びます。
説得的な発表を目指すことにより、言語による表現力も高まるはずです。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to supply students with an opportunity of delivering their own essay on any topic of applied ethics they choose, and thereby to help them to enhance their level of research, to develop their ability to express their thought clearly, to respond to each question accurately, and to persuade others effectively. Students are also given a chance of thinking critically about other opinions, through commenting on essays of other students.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
応用倫理の諸問題を理解し、論理的な仕方で思考したり議論したりすることができるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
・授業は学生の研究発表によって構成されます。最初の授業で、発表の仕方、議論の仕方等について教員が説明し、次回からの発表者とコメンテーターを決めます。
・2回目の授業から、原則として各回2人の学生が発表します。発表時間は20分程度(院生以上で学会発表の準備の場合には、大会での発表相当時間)。
・発表者は、あらかじめ発表原稿(電子化したものでよい)を、TAおよびコメンテーターに届けておきます。TAはそれを印刷、コメンテーターは質問を準備します。
・発表のあと、コメンテーターが質問、それに続いて、他の学生、教員も質問し、討論を行います。発表者だけでなく、聞く学生も活発な質問による積極的な授業参加が求められます。(1)他人の発表を聞いて理解すること、(2)分かりにくい発表を聞いて、どこが分からないのか分かること、(3)簡潔・適切に質問をすることは非常に困難であり(しばしば自分の発表以上にむずかしく)、その技術が磨かれるまたとない機会がこの哲学演習です。また応用倫理の諸領域についても学ぶ格好の機会です。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
何らかの応用倫理の問題に対して関心があり、その論争の理論的背景となっている哲学的議論を追う忍耐力と自他の意見に対してオープンかつ批判的な態度をとることのできる学生を歓迎します。自分が発表することはもちろん、他の学生の発表に対して適切な分かりやすい質問、そしてできれば発展性のある質問を行うことは非常に困難なことであり、皆さんにとって、この演習は非常によい訓練の場になります。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
討議への貢献と、発表・コメンテーター、ほぼ半々で評価します。発表においては、倫理的問題とその背後にある理論的論争の理解、明確で論理的な発表とコミュニケーション能力などを重視します。
60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
各発表者が発表用に準備した原稿が、各回の授業のテキストとなります。
参考書
Reference Book
授業中に紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の発表者は、何週間(あるいは何か月)も前からの入念な準備が必要となります。何を発表してよいか分からないときには、遠慮しないで教員に、またはTAに相談してください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則的に対面で実施します。