学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122305
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本史学
科目名 【日本語】
Course Title
日本近・現代史史料学概説
科目名 【英語】
Course Title
Overview of the Japanese Historical Sources and Documents(Modern)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJH2032J
担当教員 【日本語】
Instructor
河西 秀哉 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAWANISHI Hideya ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(日本史及び外国史)、
高一種・地歴(日本史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
日本近・現代史の史料を理解する


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本近現代史における史料について概観し、それに基づいてどのように歴史を研究するのかを、実例を基にしながら考察することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this class is to give an overview of historical materials in the modern and contemporary history of Japan, and to consider how to study history based on such materials, using actual examples.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では、受講生が授業終了後に、日本近現代史の史料に対する知識を習得し、日本近現代史の方法論を説明できることを持つことを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
前半では、日本近現代における史料について概説する。
後半では、近現代における音楽をテーマとして、それぞれの史料をどのように使用しながら歴史研究を進めるのか、それについて説明する。

1 イントロダクション
2 公文書(国)に関する概説
3 公文書(地域)に関する概説
4 日記・書簡に関する概説
5 新聞に関する概説
6 雑誌・書籍に関する概説
7 金石文に関する概説
8 図像に関する概説
9 音声・映像に関する概説
10 オーラルヒストリーに関する概説  
11 明治国家の成立と音楽(公文書、新聞、雑誌・書籍を使って)
12 大衆社会の成立と流行歌(図像、新聞、雑誌、音声を使って)
13 戦時体制と音楽(公文書、新聞、雑誌、音声・映像を使って)
14 うたごえ運動の展開(新聞、雑誌、音声・映像を使って)
15 評価とまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート100%。100点満点中の60点以上を合格とする

授業で扱った史料を分析し、正しく理解していることを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
特になし。

レジュメを配付する。
参考書
Reference Book
五味文彦・杉森哲也『日本史史料論』(放送大学教育振興会、2015年)
佐藤孝之・三村昌司編『近世・近現代文書の保存・管理の歴史』(勉誠出版、2019年)
御厨貴編『近現代日本を史料で読む』(中公新書、2011年) など。

その他、授業中に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
参考書・資料などを読み、講義内容をより深めるとともに批判的にとらえること。

近現代史の史料は近年、インターネット上で閲覧できることも多い。自宅から見てみること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する

※『履修取り下げ届』を提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
(日本史博物館実習Ⅲ〈新課程用)〉
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。