学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122416
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋史学
科目名 【日本語】
Course Title
中国史演習Ⅱb
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on the History of China IIb
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH3021J
担当教員 【日本語】
Instructor
井上 進 ○
担当教員 【英語】
Instructor
INOUE Susumu ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 3時限
Fall Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
一般の漢文史料とは、用語や文体においてかなり異なった点をもつ清代の公文書に慣れ、その読解能力を高める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students get used to reading the Qing dynasty’s official documents, which differ from other classical Chinese documents terminologically and stylistically, and improve their reading comprehension abilities to a higher academic level.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
清代公文書の独特な形式や用語に関する基本的な理解を得るとともに、その大体の内容を独力で把握できるようになることを目指す。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1)初回は清代の公文書制度の概要に関する基本的な説明、およびテキストである雍正『硃批諭旨』の解説、また授業の進め方や予習のやり方に関する解説を行なう。
2)第二回から十五回までは、事前に指名された担当者がその担当範囲の訳注稿を作り、土曜までに教員と受講生全員にメールで配布し、講義当日にはその内容をみなで検討し、各人に意見を求める。よって受講生は各自必ず予習しておかねばならず、準備なしにただ出席しても意味をなさない。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
格別の条件はないが、本講義が受講生の発表にもとづいて進められる演習であることを理解しておくこと。また可能な限り、前後期を通じて受講することが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価は毎回の担当者として提出する訳注稿、あるいは担当者以外の出席者として提出する意見において示される読解力、理解力により、別に試験は行なわない。この授業への取り組みを100点満点で総合的に評価し、60点以上を合格とする。なお出席については少なくとも三分の二が必要だが、ただ出席しただけでは評価の対象とはならない。
教科書・テキスト
Textbook
雍正『硃批諭旨』。テキストについては開講後にプリントを配布する。
参考書
Reference Book
用いるべき辞書や工具書類のうち、一般的なものについては初回に紹介するが、その他については講義を進める中で、必要に応じて適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
すでに述べたように、本講義では予習が必須であり、準備なしにただ出席しても意味をなさない。またその予習については、少なくとも当初の段階では、工具書等の関係から自宅で行なうよりも、研究室で行なった方がよい。この点については、講義を進める中で改めて指示する。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。
『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となるが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となる。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の状況によって変更の可能性がある。