授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 西洋中世史の史料を読解するための基礎的能力を身につけることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to study a historiographical text of the early middle ages. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | カロリング期にラテン語で書かれた歴史叙述を読むことで、西洋中世初期社会の特質を理解する。また、叙述史料を用いて歴史を研究する手法を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 10世紀初頭にプリュム修道院長レギノがラテン語で著した年代記を、英訳で読む。
第1回:レギノ『年代記』について 第2回〜15回:『年代記』を読む。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | とくにないが、ラテン語に関心を持っていることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 史料読解の程度と授業への参加姿勢によって評価する。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | MacLean, Simon (ed. and tr.). History and politics in late Carolingian and Ottonian Europe. The chronicle of Regino of Prüm and Adalbert of Magdeburg. Manchester, 2009. |
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参考書 Reference Book | | 服部良久・南川高志・山辺規子編『大学で学ぶ⻄洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房、2006 年 『論点・⻄洋史学』ミネルヴァ書房、2020 年 岡地稔『あだ名で読む中世史−ヨーロッパ王侯貴族と家門意識をさかのぼる』八坂書房、2018 年 オイゲン・エーヴィヒ(瀬原義生訳)『カロリング帝国とキリスト教会』文理閣、2017 年 山川出版社の「世界歴史大系シリーズ」の『フランス史 1』『ドイツ史 1』、 「世界各国史」シリーズ(フランス史、ドイツ史、イタリア史)、『フランス史研究入門』など。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 担当者のみでなく、受講者全員が2〜3ページ程度の予習をする。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」と なりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場 合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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