学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122604
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
美学美術史学
科目名 【日本語】
Course Title
美術史講義Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Art History II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMHA3014J
担当教員 【日本語】
Instructor
木俣 元一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KIMATA Motokazu ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 4時限
Spring Thu 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
西洋美術史における「真正性(オーセンティシティ)」の問題


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
現代社会においては、あらゆる分野で、フェイクとオーセンティックなものを判別することが重要な課題になっている。また、「真正性」についても多様な考え方が現れてきている。この授業では、古代から現代に至るまでの西洋美術の歴史における「真正性」の問題について、作品の修復と贋作という論点を中心に考察することを通じ、ヨーロッパの歴史と文化についての理解を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
IIn modern society, it is an important issue to distinguish between fake and authentic in every field. In addition, various ways of thinking about "authenticity" are emerging. In this class, we will deepen our understanding of European history and culture by considering the issue of "authenticity" in the history of Western art from ancient times to the present, focusing on the issues of restoration and forgery of works.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
ヨーロッパの歴史と文化についての深い理解を身につける。
美術をはじめとする文化遺産の保存と修復の問題についての知識と考え方を身につける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下のような点について、古代から現代までの各時代の事例を取り上げて論じる。
・「真正性」の概念の変化と多様な考え方
・「遺産」に関する言説の歴史
・修復の理論と実践
・「価値」の問題
・レプリカ、オリジナル、コピー、フェイク…
・没後の作品
・鑑定、鑑識
・モニュメント
・無形遺産
・聖遺物
・アプロプリエーション、レディメイド
その他
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
世界史についての基礎的な知識をそなえていること。授業や課題で英語による動画や資料を参照することがある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
課題(75点)と期末レポート(25点)で評価する。60点以上を合格とする。ただし期末レポートの提出のない者は不合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
授業時に資料をNUCTにアップする。
参考書
Reference Book
授業時に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
課題に対応する。授業時に指示した参考書・論文・動画などを参照する。レポート提出に向けて準備を行う。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。