授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では、「フィールドワーク」と「エスノグラフィー」という文化人類学の方法について、理論と実践の双方向からアプローチする。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This lecture deals with "fieldwork" and "ethnography" as two important methods of Cultural Anthropology from both theoretical and practical perspectives. The aim is to acquire knowledge about the skills and ethics for cross-cultural understanding, which can be applied to various fields of modern society. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 様々な角度からの議論を通じて、現代社会に幅広く応用可能な異文化理解の技術と倫理について知見を得ることが目標である。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 受講者にはインタラクティヴな授業への参加姿勢を希望する。毎回のリアクション・ペーパーを重要視し、必要に応じてリアクションの内容を講義中に紹介しながら、受講者の質問や要望に対応していくという形式をとる。特定の文献あるいはテーマについて、(人数に応じ個別かグループでの)プレゼンテーションを1度ずつ行う。
講義計画: ①ガイダンス ②常識への挑戦―文化人類学の構えについて、プレゼンテーション1 ③進化主義から機能主義―文化人類学説1 ④構造主義とポスト構造主義―文化人類学説2 ⑤プレゼンテーション2 ⑥言語習得とラポール形成―フィールドワーク1 ⑦参与観察と聞き取り―フィールドワーク2 ⑧プレゼンテーション3 ⑨データの整理とコード化―エスノグラフィー1 ⑩民族誌の記述―エスノグラフィー2 ⑪プレゼンテーション4 ⑫観光の人類学1 ⑬観光の人類学2 ⑭プレゼンテーション5 ⑮講義のまとめ:異文化理解とは?他者表象とは? |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | リアクションペーパーや質問・発言による参加頻度40%、プレゼンテーション60% 60点以上を合格とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | |
|
参考書 Reference Book | | ①『詳論 文化人類学:基本と最新のトピックを深く学ぶ』桑山敬己・綾部真雄(編)、ミネルヴァ書房、2018年 ②『フィールドワークの技法:問いを育てる、仮説をきたえる』佐藤郁哉、新曜社、2002年 ③『観光人類学のフィールドワーク:ツーリズムの現場を調査する』市野澤潤平・碇陽子・東賢太朗(編)、ミネルヴァ書房、2021年 |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義の予習復習に加え、プレゼンテーションのための事前準備の時間を要する。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
|
|
備考 Others | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面を中心に同時双方向型オンラインとオンデマンドを活用し実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
|
|