学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0123002
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
心理学
科目名 【日本語】
Course Title
心理学概論Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Survey of Psychology II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPS2012J
担当教員 【日本語】
Instructor
田邊 宏樹 ○ 大平 英樹 磯村 朋子
担当教員 【英語】
Instructor
TANABE Hiroki ○ OHHIRA Hideki ISOMURA Tomoko
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近代的な心理学は,哲学の長い伝統を基盤としつつ,19世紀に起こった自然科学的研究の潮流を取り入れ,独自の方法論を形成してきた。また心理学は実験や調査などによる実証的研究を重視するが,そこで得られたデータを解析し意味を見出すために,独自の統計学的手法を発展させてきた。心理学を学ぶには,これらについての知識や技能の習得が必須となる。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Modern psychology has been formed own methodology accompanied with approach of natural science. It also emphasizes empirical research, and has been developed experimental methods and statistical analysis. The students will learn how to develop experimental design, and to analyze obtained data from psychological studies practically.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では,心理学の研究において必要とされる心理統計学の知識を獲得することを目的とする。学生はこの知識を得ることにより,自分が行っている統計解析の内容をきちんと理解して分析がおこなえるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
下記の内容について講義をおこなう。
・統計的仮説検定の復習
・実験計画の考え方
・分散分析(一・二要因、被験者間・被験者内、多重比較検定)
・ノンパラメトリック検定
・効果量
・検定力
・回帰分析
・多変量解析
・ベイズ統計学
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
心理学を専攻する学生は,必ずこの授業を履修することが求められる。
春学期に開講される「心理学概論I」で扱う内容,特に記述統計と推測統計の違い,簡単な統計の知識を持っていることを前提とする。この授業は学問としての心理学の在り方や心理学の研究法,特に心理学研究において必要とされる実験計画法や心理統計の習得に重点を置く。そのため,概論といってもかなり専門的な内容を含むので注意すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
数回の小テスト(計30%)と数回の課題(計70%)により評価する。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
特に指定はしない。資料を授業前に配布する。
参考書
Reference Book
山田 剛史,村井 潤一郎「よくわかる心理統計」ミネルヴァ書房
橋本貴充,荘島宏二郎「実験心理学のための統計学」誠信書房
小野寺 孝義, 菱村 豊 「文科系学生のための新統計学」ナカニシヤ出版
大久保街亜, 岡田謙介「伝えるための心理統計: 効果量・信頼区間・検定力」 勁草書房
E.L.レーマン「ノンパラメトリックス」森北出版
小杉 考司「言葉と数式で理解する多変量解析入門」北大路書房
その他、授業中に適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習:配布資料で予習し,必要であれば参考書などで事前に下調べをしておくこと。
復習:受講後,授業内容をノート等で自分なりに整理し,しっかりと復習しておくこと。
また,授業後に出される課題を実行し,提出すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。
『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となるが,同届を提出しない場合は成績評価が行われ,合格基準に達しない場合は「F」となる。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳 細はNUCTで周知する。