学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0123118
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
地理学
科目名 【日本語】
Course Title
地理学講義Ⅳ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Geography IV
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGE3004J
担当教員 【日本語】
Instructor
駒木 伸比古 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KOMAKI Nobuhiko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(地理学)、
高一種・地歴(人文地理学及び自然地理学)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
地理情報システムの基礎と応用―地理空間情報高度活用社会の実現に向けて


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業では、GISに関する基礎的な知識を身につけます。まずは、地理情報とは何か、GISの概念や歴史、GISをとりまく現状、GISの構成要素や機能について学びます。そして、自治体や民間企業、研究教育機関など諸分野におけるGISの活用事例を把握します。
本授業では、受講者が以下の知識・能力を身につけることを目標とします。
1)GISの仕組みや基礎的な概念を理解し説明することができる。
2)地理空間情報高度活用社会(G空間社会)における地理空間情報の利用について、課題や問題を踏まえた思考・行動ができる。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, students will acquire basic knowledge about GIS. First, we will learn what geographic information is, the concept and history of GIS, the current situation surrounding GIS, and the components and functions of GIS. Then, students will learn about GIS applications in various fields such as local governments, private companies, and research and educational institutions.
This class aims to provide students with the following knowledge and abilities.
(1) Understand and be able to explain the mechanism and basic concepts of GIS.
(2) To be able to think and act based on issues and problems regarding the use of geospatial information in a Geospacial society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
GISの仕組みや基礎的な概念を理解し、利活用方法を知ることを通じて、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現に向けて、それぞれの分野や地域において今後どのようにGISを利活用していくか考えられるようになることを最終目標とします。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は、主に以下の5つのテーマにより構成されます。
1)GISに関する基礎知識
 地図、空間的思考、歴史、仕組みと機能、運用方法
2)GISが扱うデータ
 ベクタデータ、ラスタデータ、集計単位
3)位置の決定・測定方法
 座標系、衛星測位システム
4)空間分析
 バッファ、ボロノイ、カーネル密度推定、最短経路、空間的自己相関
5)実社会でのGIS
 G空間社会、地図リテラシー
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特にありませんが、地理学に関する科目を受講しておくと理解が深まります。
また、ノートPCやタブレットを持参すると、よりGISの理解が進むと思われます。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
中間レポート(40点)、最終レポート(60点)で評価し、100点満点中60点以上を合格とします。
レポートについては、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とします。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は利用しません。担当教員が作成した資料を授業中に配布・共有します。
参考書
Reference Book
矢野桂司(2021):『GIS―地理情報システム(やさしく知りたい先端科学シリーズ8)』創元社.
村山祐司(2005):『地理情報システム(シリーズ・人文地理学)』朝倉書店.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
書籍や新聞、雑誌、テレビなど、身の回りで「地理空間情報」がいかにして利用、分析、表現されているかを観察・考察してください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
224年度(偶数年度)開講
(人文)→(地誌)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施します。ただし今後の感染状況によって変更の可能性があります。詳細は開講日1ヵ月をめどに、NUCTで通知します。