授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では、日本の近現代文学作品に触れながら、その歴史について学んでいく。明治から現代までの文学の流れを、当時の社会や文化、とりわけメディア(特に電話)の発展と結び付けて考えていくことで、文学作品を読み深めると同時に、より広い視野で捉えられるようにする。具体的な作品表現の分析やグループ・ディスカッションを行うなど、アクティブ・ラーニング的な活動も織り交ぜる。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims that students will deepen understanding of the basic concepts of Japanese literature and media in order to acquire the skills and ways of thinking required for literature |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ① メディアを通した明治から現代にいたる近代現代文学の主な流れを学ぶ。 ② 文学と同時代の社会や文化、とりわけメディアの状況とを結び付けて考えられるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画 第1回:ガイダンス 第2回:メディアと文学 第3回:明治期の新聞小説―『郵便報知新聞』を読む① 第4回:明治期の新聞小説―『郵便報知新聞』を読む② 第5回:明治期の新聞小説―『郵便報知新聞』を読む③ 第6回:夏目漱石『彼岸過迄』 第7回:「満洲国」内における電話 第8回:占領期における電話――安岡章太郎『ガラスの靴』 第9回:推理小説における「電話の声」 第10回:映画『君の名は。』① 第11回:映画『君の名は。』② 第12回:SF文学とメディア――星新一『声の網』 第13回:中上健次『十九歳の地図』 第14回:その他の電話の登場する小説 第15回:まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 授業時に作品についての課題を出すことがある。その場合、次週授業時までに準備しておくこと。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業参加度20%、小レポート20%、期末レポート60%の総合評価による。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となるが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となる。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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