学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0123333
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
共通選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
人文学基礎演習Ⅱb
科目名 【英語】
Course Title
Basic Seminars of Humanities IIb
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC2076J
担当教員 【日本語】
Instructor
中川原 育子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NAKAGAWARA Ikuko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 1時限
Fall Wed 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
アジアの宗教と美術(2)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
アジアの美術について学び、人類が発展してきた形跡を知り、文化変容について理解できるようになることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces religious art in Asia.
Through this course, students will be able to consider and undersatnd
-how human has developed and has been transformed culturally through analyizing masterpieces of each period and each area.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
アジアの美術について説明することができる。また、授業で学んだ方法を使って様々なアプローチから作品を分析、解釈できる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
一つ一つの作品をじっくり観察し、様々な角度から分析する授業である。                         アジアには様々な民族が活動し、それぞれ独自の信仰を保持しながら交流してきた。                 各時代、地域を代表する重要作例を取り上げる。それらはギリシア・ローマ、仏教、                    ゾロアスター教、マニ教など多様な信仰、宗教が中央アジアの諸事情、背景の中、                   重層的、かつ相互に影響をしあいながらそれぞれの伝統を保持してきた。                        その様相を具体的な作品の観察、分析を通して導き出すことを目的としている。                     それぞれの作品が、どのように発見され、どのように研究されてきたのかを講義し、                   与えられた情報の中から、講義参加者が相互対話を通して                                 作品をよりよく理解していくことができようにする。

第1回 イントロダクション 参考文献と授業の進め方 
第2回 ガンダーラ ラホール博物館蔵大神変浮彫(1) 
第3回 ガンダーラ ラホール博物館蔵大神変浮彫(2)  
第4回 敦煌莫高窟第285窟(1) 
第5回 敦煌莫高窟第285窟(2) 
第6回 敦煌莫高窟第285窟(3) 
第7回 バーミヤーン東大仏(1) 
第8回 バーミヤーン東大仏(2) 
第9回 バーミヤーン東大仏(3) 
第10回 ベゼクリク石窟 第33窟(1) 
第11回 ベゼクリク石窟 第33窟(2) 
第12回 西安博物院蔵 史君墓石槨浮彫(1) 
第13回 西安博物院蔵 史君墓石槨浮彫(2)                                             第14回 大和文華館蔵 六道図(1) 
第15回 大和文華館蔵 六道図(2) 
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
講義中に行われる質疑応答、ディスカッションへの取り組みとレポート課題試験の結果を合わせて総合的に評価する。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
なし。授業時に資料、およびレジュメを配布する。
参考書
Reference Book
朴亨國監修『東洋美術史』武蔵野美術大学出版局、2016
宮治昭『ガンダーラ仏像の不思議』(講談社メチエ)、1981
『京都大学中央アジア学術調査報告 バーミヤーン』同朋舎出版、1983
『世界美術大全集 東洋編 15 中央アジア』小学館、1999
『世界美術大全集 東洋編 4 隋・唐』小学館、1997
文物出版社・平凡社『中国石窟敦煌莫高窟 』第1巻、1980
曽布川寛、吉田豊『ソグド人の美術と言語』臨川書店、2011
『シルクロード紀行』週刊朝日百科、2005
吉田豊、古川攝一『中国江南マニ教絵画研究』臨川書店、2015
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回授業に合わせて、資料を配布するので事前に熟読しておくこと。自身の発表の際にはレジュメを作成すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面で実施するが、状況によってはオンラインに切り替えることもある。