学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0161901
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
歴史文化教育P
科目名 【日本語】
Course Title
東洋史概論Ⅰ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Survey on Asian History I (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH2101J
担当教員 【日本語】
Instructor
土屋 洋 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TSUCHIYA Hiroshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 4時限
Fall Thu 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
1年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(○日本史及び外国史)、
高一種・地歴(○外国史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国史学史


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
中国史学史について概説し、中国史学における研究方法等について基礎的な理解を得ることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to introduce the history of Chinese historical writing and obtain a basic understanding of the study of Chinese history.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
中国史学の大まかな歩みや主な歴史家、主な史籍などについて説明できるようになることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業は基本的に講義形式で行う。
実際に史籍に触れ、すこし読んでみることがある。
主に以下の内容を扱うが、進度や受講者の状況に応じて、調整する場合がある。

第1回:ガイダンス
第2回:中国の伝統史学―「史」の誕生と中国の伝統世界―
第3回:中国の伝統史学―中国の統一と『史記』、『漢書』―
第4回:中国の伝統史学―唐宋の変革と伝統史学の展開―
第5回:まとめと質疑応答
第6回:中国の近代史学と日本の東洋史学―近代世界の展開と日本の東洋史学の誕生―
第7回:中国の近代史学と日本の東洋史学―中国における近代史学の誕生―
第8回:中国の近代史学と日本の東洋史学―戦前日本の東洋史学―
第9回:中国の近代史学と日本の東洋史学―戦前中国の中国史学―
第10回:まとめと質疑応答
第11回:日中現代の中国史学―マルクス主義歴史学の展開と中国現代の歴史学―
第12回:日中現代の中国史学―時代区分論争と戦後日本の中国史学―
第13回:日中現代の中国史学―1980年代以降、日中歴史学の新しい展開―
第14回:まとめと質疑応答
第15回:まとめと評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
中国語を履修していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み(授業への参加、感想・疑問の提出)、期末レポート試験から総合的に評価する。
(50%、50%)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
スライドおよび配布資料によって授業を進める。
また課題文献を随時提示する。
参考書
Reference Book
授業中に随時紹介する。
その他については、以下の通り。
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注(続二)―唐才常「史学論略」等二篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』45号、2021年)
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注(続)―夏曾佑『最新中学教科書中国歴史』(抄)および他一篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』45号、2021年)
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注―王国維代撰「重刻支那通史序」等三篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』44号、2020年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業・課題文献について感想・疑問の提出を学期中に数回求めるので、授業で配布した資料や課題文献、紹介した参考書に目を通し、積極的に予習・復習に取り組むこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない:期末レポート試験を提出しなかった場合は「Wもしくは欠席」、提出したが合格基準に達しなかった場合は「F」になる。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。