学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0210181
科目名 【日本語】
Course Title
社会教育学講義Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Social Education II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUED3132J
担当教員 【日本語】
Instructor
今井 福司 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IMAI Fukuji ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(生涯教育開発コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 学習指導要領の改訂や対話的で深い学びへの対応のために、学校教育においては多様な能力を育成することが求められている。多様なメディアを収集、組織、蓄積、提供する学校図書館という場所はそうした能力の育成に対して、重要な役割を果たす可能性を持ち、事例も報告されつつあるが、実践例は非常に限定的と言わざるを得ない。本講義ではこうした状況を踏まえつつ、単に、学校図書館を活用した授業の展開を紹介するだけでなく、背景となる学校教育全般への理解も深めながら、学校図書館を使った学習指導のあり方を考えていく。同時に、状況に応じて適切な方法を提示できるよう、演習を並行して行う予定である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lectuer aims to study school library connected with school lesson and the whole of school management.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・学校図書館を用いた教育の背景にある理論や実践に対する認識を深める。
・情報リテラシーに関する議論の歴史や内容を把握して説明できるようにする。
・学校図書館を用いた指導方法について理解し状況に応じて適切な方法を提示できるようにする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回 オリエンテーション、学校図書館に関するアンケート
第2回 学校教育における授業の過程や形態と学校図書館
第3回 学校図書館利用指導から情報リテラシーへ
第4回 「総合的な学習の時間」並びに学校設定科目における学校図書館
第5回 教育課程と学校図書館
第6回 情報リテラシーの理論
第7回 読書能力の育成と様々なサービス
第8回 特別支援教育における学校図書館
第9回 情報リテラシー育成の計画・実践・評価
第10回 情報リテラシーの育成プロセス(情報探索)
第11回 情報リテラシーの育成プロセス(資料・情報の活用とまとめ方)
第12回 学校図書館で行う情報サービス/個人演習(1)
第13回 個人演習(2)
第14回 学校図書館の新しい動き
第15回 授業のまとめと最終試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件なし。学校図書館に関する他の科目履修があればより深い理解が可能となる。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加や小課題(30%)ならびに最終課題の結果(70%)を踏まえて総合的に判断し、60%の点数が獲得できた場合を合格とする。ただし,5回以上の欠席(オンデマンド型遠隔授業の場合は課題未提出)があった場合には単位認定を行わない。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は使用せず、講師作成の資料に基づいて講義演習を行うが、学校図書館についての基本的理解を深めたい場合には参考書の購入を勧める。
参考書
Reference Book
塩谷京子, 鎌田和宏編著 『学習指導と学校図書館 』放送大学教育振興会, 2022, ISBN 978-4-595-32361-4(2022年6月以降に入手可能)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
【事前学習】全国学校図書館協議会「学校図書館担当者のための情報館」の中の「はじめて学校図書館を担当する方へ」に目を通す。(https://www.j-sla.or.jp/new_shishokyoyu/index.html)
【授業時間外に取り組む課題】国立国会図書館カレントアウェアネスポータルで学校図書館に関するCA-EおよびCAの記事を読む。(https://current.ndl.go.jp/)
注意事項
Notice for Students
授業参加等について配慮すべき特段の事情がある場合は,授業開始前の早い段階で教員まで電子メール(fukuji@shirayuri.ac.jp)で連絡すること。ただし,全ての事項について配慮することを約束するものではない。また集中講義日程での実施を予定しているので、あらかじめ注意されたい。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
授業開講形態等
Lecture format, etc.
2022年2月時点では対面授業を予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況によっては遠隔授業となる場合がある。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業で実施する場合にはオンデマンド型(YouTube)を基本とするが、一部集中講義期間中にライブ授業(Zoom)を行う場合がある。