学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0280060
科目名 【日本語】
Course Title
概説経済学
科目名 【英語】
Course Title
Survey of Economics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUTL8006J
担当教員 【日本語】
Instructor
水野 英雄 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MIZUNO Hideo ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
教職に関する科目(全コース共通)
必修・選択
Required / Selected
随意


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
経済諸問題を正しく見る能力を育成するために、マクロ経済学とミクロ経済学の基礎的な理論について学修する。マクロ経済学では一国経済の動向を、ミクロ経済学では消費者や企業の行動について分析する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Economy is analyzed right by learning basic theory of macroeconomics and microeconomics. Macroeconomics analyzes a national economic trend. Microeconomics analyzes behavior of a consumer and an enterprise.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
マクロ経済学とミクロ経済学の基礎について理解したうえで、それを少子化、高齢化、グローバル化等の現実の経済諸問題に応用できるようにする。

就職活動の面接等で経済問題について質問されることもあるので、時事的な問題を取り上げて経済への関心を高め、経済理論に基づいた解説ができるようにする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
After understanding the basic macroeconomics and microeconomics, it's applied to the economic problems such as declining birthrate, aging population, and globalization.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
下記の各テーマについて、授業で教える上で役立つように講義を行う。

1)ガイダンス:経済諸問題と経済理論の考え方
2)ミクロ経済学とマクロ経済学
3)GDPの定義
4)消費と投資
5)乗数効果
6)貨幣の機能と金融の仕組み
7)経済政策
8)IS-LM分析
9)市場の役割と価格メカニズム
10)消費者行動と効用最大化
11)企業行動と利潤最大化
12)市場均衡と経済的厚生
13)完全競争市場と不完全競争市場
14)国際貿易と国際金融
15)少子化、高齢化、グローバル化の経済学的分析

上記の授業計画は予定であり、受講者の理解度や人数により、授業の進度や内容は変更する場合がある。(特に、体験型教材を使用する都合で、授業の順番を変更する可能性がある。)

(授業の内容は「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準:経済学分野」に基づいています。)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
経済理論の講義が中心であるが、出来る限り新聞記事等の時事問題も取り上げることで現実の経済への理解を深める。また、可能であれば体験型教材を用いて、経済理論が実際の経済を理解する上で有益であることを学ぶ。教育との関連を踏まえて講義することで、授業で教える上で役立つ内容の講義を行う。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)授業の内容に関する筆記試験(100点)を行う。自筆ノートの持込可。課題レポートを課す場合もある。
(評価の基準)総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
浅子和美・石黒順子『グラフィック経済学』 新世社 2013年 2,300円+税
伊藤元重『入門経済学 第4版』 日本評論社 2015年 3,000円+税
井堀利宏『入門 経済学 第3版』 新世社 2016年 2,550円+税
入門的な経済学の教科書で、マクロ経済学、ミクロ経済学の両方を扱っているものなら、これ以外の教科書でもよい。各自の読みやすい、理解しやすい教科書を選ぶこと。(最初は教科書を購入しなくてもよいので、授業の進行に応じて、自分のレベルにあった内容の教科書を選ぶこと。)

国民所得(GDP)や完全雇用等の基礎的な用語や概念については高等学校の『現代社会』や『政治・経済』の教科書にわかりやすく解説されている。
参考書
Reference Book
新聞記事等を随時授業時に指摘する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習:与えられた指示に従って教科書等の資料を読んでおくこと。
復習:授業内容の要約や練習問題により理解を深めること。

経済の日々の動きを知るために新聞記事を利用しますので、日頃から関心を持って読んでいて下さい。
(人生を生きる上で経済を正しく理解することは必要になります。新聞やテレビのニュースで経済の現状に関心を持ち、理論的に考えて下さい。)

必要に応じて動画教材の配信も行います。視聴して課題に取り組んでください。質問がある場合には、電子メールやZoomにて質問してください。
注意事項
Notice for Students
与えられた課題は期日までに必ず行うこと。特に、翌週までに行うように指示された課題や発表などは必ず準備してくること。それが出来ていないと、授業の進度が遅れ、他の人の迷惑になる。

大学生活をどう過ごすかによって、今後の人生に大きな影響を及ぼします。将来の目標に合わせて学習計画を立て、課題に取り組むことで学力と課題解決能力を伸ばし、さらには卒論の作成につながるように努力して下さい。大学生活での様々な経験を通じて、学力だけでなく人間的に成長していけるように、何事にも積極的に取り組んで下さい。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業で実施するが、必要に応じて遠隔授業を行う場合がある。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業(オンデマンド型)では、動画を見て、指示された課題に取り組む。