学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300163
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(中国法・政治入門)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture (Introduction to Chinese law and politics)
担当教員 【日本語】
Instructor
宇田川 幸則 ○
担当教員 【英語】
Instructor
UDAGAWA Yukinori ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
キャンパス・アジアプログラムに参加する学生のための中国の法と政治に関する入門講義です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This is a course on the Laws and Politics of the People’s Republic of China for  CAMPUS Asia Program Student.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
現代中国法の歴史的経緯をおさえて、法体系についての概略とその特徴を理解することを目指します。くわえて、中国の社会と文化について法の側面から理解を深めることも目標とします。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ


予備的考察
現代中国の歴史、地理、経済および政治に関する事項を、本講義に関連する限りにおいて簡単に紹介します。


前史
中国共産党が政権を獲得するまでの時期(1921~1949年。中国では「革命法制史」とも呼ばれる時期です)を概観します。


現代中国法の歴史
1949年以降今日までの現代中国法の歴史を、その時々のトピックに関連させて講義します。


憲法1
1982年の現行憲法を中心に、中国憲法について講義します


憲法2
1982年の現行憲法を中心に、中国憲法について講義します


司法制度1
現代中国の司法制度について、とくに中国における私人間紛争の処理を中心に講義します。


司法制度2
現代中国の司法制度について、とくに中国における私人間紛争の処理を中心に講義します。


民法1
財産法を中心に講義します


民法2
家族法を中心に講義します

10
社会保障法
現行の社会保障制度について、その背景と課題について講義します。

11
刑法
刑法および刑事手続法を講義します

12
伝統中国法と現代中国法
伝統中国法(清朝以前の法)と現代中国法との連続性について、韓非子を代表とする法家思想を軸に講義します。

13
少数民族をめぐる法
中国の少数民族を取り巻く環境と、その法的諸問題について講義します。

14
環境問題と法
経済発展にともなってますます深刻化しているといわれる中国の環境問題と、それが法的にどのように解決されている/されていないのかについて講義します。

15
まとめ
これまでの講義内容を総括します。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
キャンパス・アジア事前教育参加学生および長期留学修了生のみ履修可能です。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席 40% 課題 30% 筆記試験 30%
中国法の基本的概念や用語を理解できていることを合格の基準とします。
教科書・テキスト
Textbook
高見澤磨ほか『現代中国法入門(第8版)』(有斐閣、2019年)
参考書
Reference Book
適宜指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
必要に応じて図書館等を活用して、学習を進めてください。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.