学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300431
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
刑法Ⅰ(総論)
科目名 【英語】
Course Title
Criminal Law I
担当教員 【日本語】
Instructor
齊藤 彰子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SAITO Akiko ○
単位数
Credits
4
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
春 水曜日 2時限
Spring Wed 1
Spring Wed 2
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 刑法総論を学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
 General part of the criminal law is treated in this course.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
 いわゆる「論点」や「学説」・「判例」における抽象的な論理を呪文のように覚えるのではなく、その根底にある本質的な問題の所在や基本的な考え方を理解し、具体的事実に即して適用、展開する能力を身につけることを目指します。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 刑法とは、犯罪と刑罰について定めた法律であり、犯罪の成立要件と、犯罪が成立した場合にどのような法的効果が予定されているかを学びます。刑法は通常、総論と各論に分けられますが、本講義の対象となる総論では、下記の構成に基づき、刑法各論の前提となる、犯罪一般に共通する成立要件を、体系的に学びます。

Ⅰ 序論 ① 刑法の役割 ② 刑罰論 ③ 刑法の基本原理
Ⅱ 犯罪論概観  一般概念としての犯罪とは
Ⅲ 構成要件該当性 ① 故意作為犯の客観的構成要件〔1. 主体 2. 行為 3. 客体・結果 4. 因果関係〕 ② 故意作為犯の主観的構成要件〔1. 故意の体系的位置づけ 2. 故意の要件 3. 錯誤論 4. 故意以外の主観的要件〕 ③ 過失作為犯の構成要件〔1. 過失犯処罰と明文の要否 2. 過失の体系的位置づけ 3. 過失の理論的枠組み 4. 結果の予見可能性と回避可能性 5. 許された危険 6. 信頼の原則 7. 管理・監督過失〕 ④ 不作為犯の構成要件〔1. 総説 2. 成立要件〕
Ⅳ 違法性 ① 総説 ② 正当化事由〔1. 正当防衛 2. 緊急避難 3. 自救行為 4. 正当行為 5. 被害者の同意〕 ③ 可罰的違法性
Ⅴ 責任 ① 責任の本質・構造 ② 責任能力 ③ 違法性の意識の可能性 ④ 適法行為の期待可能性
Ⅵ 未遂 ① 総説 ② 実行の着手  ③ 不能犯 ④ 中止犯
Ⅶ 共犯 ① 総説 ② 正犯概念(間接正犯、共謀共同正犯) ③ 教唆犯 ④ 幇助犯 ⑤ 共犯の諸問題〔1. 承継的共犯 2. 片面的共犯 3. 過失と共犯 4. 不作為と共犯 5. 共犯と身分 6. 共犯と錯誤 7. 共犯と未遂〕
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件はありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
 期末の筆記試験によって判定します。「論点」や「学説」についての知識よりも、なぜそのような「論点」が生じるのか、なぜそのような「学説」が主張されているのか、その根底にある本質的な悩みどころや基本的な考え方が理解できているかどうかを重視して評価します。100点満点で60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
 [参考書・参考資料]欄に挙げたもののうち、①は、授業中適宜参照しますので、各自で購入し、授業の際、手元に用意しておいてください。
 また、授業は配布するレジュメにそって進めるため、特定の基本書を教科書として指定することはしませんが、予習・復習のため、[参考書・参考資料]欄に揚げた②~⑥を参考に、各自1冊は基本書を購入してください。
参考書
Reference Book
①佐伯仁志・橋爪隆 編『刑法判例百選Ⅰ総論[第8版]』(2020年、有斐閣)
②山口厚『刑法総論[第3版]』(2016年、有斐閣)
③井田良『講義刑法学・総論[第2版]』(2018年、有斐閣)
④大谷實『刑法講義総論[新版第5版]』(2019年、成文堂)
⑤松宮孝明『刑法総論講義[第5版補訂版]』(2018年、成文堂)
⑥西田典之[橋爪隆補訂]『刑法総論[第3版]』(2019年、弘文堂)
⑦佐伯仁志[編]『確認刑法用語250』(2011年、成文堂)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
 あらかじめ配付するレジュメを参考に、各自で購入した基本書の該当箇所を予め一読したうえで講義に臨むこと。
 なお、レジュメの配布は、【注意事項】欄に記載している日程で、NUCTの【お知らせ】欄において、行います。対面授業を実施する場合でも、COVID-19問題に鑑み、紙媒体での配布は行いませんので、各自で、プリントアウト等してください。
注意事項
Notice for Students
対面授業を実施する場合であっても、COVID-19問題に鑑み、対面授業を受講できない事情のある者に対して、各回の授業コンテンツを、NUCTの【お知らせ】欄において提供します。
提供する授業コンテンツは、(1)レジュメ(PDFファイル)、(2)板書(PDFファイル)、(3)講義音声(MP3)です。ただし、板書のない講義回もあります。また、講義音声および板書の各ファイルは、ウェブ上で視聴、閲覧することのみを許可します。ファイルをダウンロードして保存することは一切禁止します。
授業コンテンツは、下記スケジュールに従って公開します。
公開期間が終了した後は、閲覧・ダウンロードできなくなります。
※※NUCTの本授業科目のページにアクセスするためには、学務情報システムにおいて履修登録を行うことが必要です。受講希望者は必ず、春学期履修申請期間内に、学務情報システム上の履修登録を行うこと。履修登録をしたにもかかわらずアクセスできない場合には、授業担当教員まで(氏名および学生番号を明記して)メールで連絡すること。※※

〈授業日〉    〈公開期間〉
4月13日 【レジュメ】4月6日~5月11日 【板書および講義音声】4月12日~5月11日
4月20日 【レジュメ】4月13日~5月11日 【板書および講義音声】4月19日~5月11日
4月27日 【レジュメ】4月20日~5月11日 【板書および講義音声】4月26日~5月11日
5月11日 【レジュメ】5月4日~5月24日 【板書および講義音声】5月10日~5月24日
5月18日 【レジュメ】5月11日~5月31日 【板書および講義音声】5月17日~5月31日
5月25日 【レジュメ】5月18日~6月7日 【板書および講義音声】5月24日~6月7日
6月1日 【レジュメ】5月25日~6月14日 【板書および講義音声】5月31日~6月14日
6月8日 【レジュメ】6月1日~6月21日 【板書および講義音声】6月7日~6月21日
6月15日 【レジュメ】6月8日~6月28日 【板書および講義音声】6月14日~6月28日
6月22日 【レジュメ】6月15日~7月5日 【板書および講義音声】6月21日~7月5日
6月29日 【レジュメ】6月22日~7月12日 【板書および講義音声】6月28日~7月12日
7月6日 【レジュメ】6月29日~7月19日 【板書および講義音声】7月5日~7月19日
7月13日 【レジュメ】7月6日~7月26日 【板書および講義音声】7月12日~7月26日
7月20日 【レジュメ】7月13日~7月26日 【板書および講義音声】7月19日~7月26日

※ 対面授業を実施する場合は、感染対策のため、教室の前後のドアおよび窓、廊下の窓を、常時、開放した状態で行います。室温に応じて調整可能な服装で出席してください。
※ 対面授業を実施する予定であっても、当日の、雨、風等の気象状況によって、窓を開放して換気しながら授業を実施することが難しいと判断した場合には、対面授業の実施を取りやめます。その場合は、NUCTのメッセージ機能を使って、NUCT上で受講登録者されている者全員に対し、通知します。なお、そのメッセージは、受講者各自の機構アカウントのメールアドレスにも、転送されます。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)