学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0301960
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(デジタル世界の近代日本の政治と法)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture(Politics and law of modern Japan in the digital world)
担当教員 【日本語】
Instructor
増田 知子 ○ 佐野 智也
担当教員 【英語】
Instructor
MASUDA Tomoko ○ SANO Tomoya
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
情報技術の革新は目覚ましく、様々な社会的・文化的・経済的な活動を一変させています。近代日本の政治と法を調査するために、デジタルアーカイブの現状、デジタル情報、データベースがどのように利用できるのか解説します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Information technology innovation is remarkable and is transforming a variety of social, cultural and economic activities. We describes the current state of digital archives, digital information, and how databases can be used to investigate the politics and law of modern Japan.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
デジタルアーカイブに関する基礎知識を修得し、近代日本の政治と法に関するデジタル情報資源の保存・提供、収集・利用について、的確に判断する能力を養い、デジタル情報資源に関する様々な課題について、的確に意思決定する能力を発揮できることを目標とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. イントロダクション
講義の概要説明 教員の紹介 受講者のスキルの確認 プロジェクトの紹介

2. デジタル化
デジタルアーカイブとは何か
デジタル変換の再現性の問題 デジタル変換のコストの問題

3. デジタル化
デジタル変換の再現性の問題 デジタル変換のコストの問題

4. メタデータ
メタデータとは何か
国際的標準化

5. 画像データの共有の枠組み
IIIF

6. テキストデータの共有の枠組み
TEI

7. データの公開
公開・維持のコスト 永続性

8. データの公開
ライセンス

9. 評価の問題
公開することに対する評価方法

10. デジタル法制執務(1)
法令のXML文書化と法令データベース
# ゲスト講義

11. デジタル法制執務(2)
一部改正法令の作成支援
# ゲスト講義

12. デジタル法制執務(3)
法令文作成・翻訳支援
# ゲスト講義

13. デジタルと研究利用
デジタルアーカイブの法学研究での利用

14. デジタルと研究利用
デジタルアーカイブの近代日本政治研究での利用
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
高校の「情報」で学ぶ、情報技術に関する用語や知識を前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
課題(30%)と期末試験(70%)により評価します。
デジタルアーカイブに関する基礎知識を習得していることを採点の基準とします。総合点で100点満点中、60点以上を合格とし、60点以上65点未満をC-、65点以上75点未満をC、70点以上80点未満をB、80点以上95点未満をA、95点以上をA+とする。入学時の成績評価基準がこれと異なる場合には、入学時の成績評価基準が適用される。履修取り下げ制度は採用しません。
【オンラインになった場合】
平常点(30%)と課題(70%)により評価します。平常点は、講義での発言・質問等による積極的参加により評価します。成績評価基準は、上記と同じ。
教科書・テキスト
Textbook
個別特定の教科書は指定しない。ただし、授業進行と学生の理解状況をふまえてそのような必要が生じた場合には別途指示する。
参考書
Reference Book
永﨑研宣『日本の文化をデジタル世界に伝える』(樹村房、2019)
岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所編『デジタルアーキビスト入門 - デジタルアーカイブの基礎 (新版)』(樹村房, 2019)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習・復習として、授業中に指示する資料を読んでくること。
注意事項
Notice for Students
健康診断と重なる場合は、健康診断を別の日時に行って下さい。
授業中のスマホ、内職、ゲーム、雑誌や漫画を読む、イヤホンで音楽を聞く等の行為は禁止です。但し、授業内容について調べる場合は可
授業に関係のない私語は慎んで下さい。
授業開始時にレジュメ・資料を取って教室を出て行くのは止めてください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.