授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | ソクラティックメソッド(質疑応答)を用いた事例問題等の検討が行われる。参加の学生は、配布の事例問題や最高裁判決について、学部講義で使用している教科書や判例百選を用いて予習のうえ、演習に参加する。演習の中で、法的思考能力、事例問題の解決能力を修得し、勉強の仕方を身につけることが目的である。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire a better understanding of administrative law and company law. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 法科大学院既修者コースに合格できる知識、能力を身につける。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | At the end of the course, participants are expected to have sufficient knowledge and ability to pass the entrance examination of two-year-course Japanese law schools. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1.ガイダンス
講義の流れ、内容、資料、予習方法などについて説明する。
2.行政法①
行政法の基本原理(法治主義、信頼保護など)に関する事例演習
3.行政法②
行政の行為形式(行政処分など)と行政救済制度全体に関する事例演習
4.行政法③
行政処分の効力(行政処分の当然無効など)に関する事例演習
5.行政法④
行政処分の実体的規制(行政裁量など)に関する事例演習
6.行政法⑤
行政処分の手続的規制に関する事例演習
7.行政法⑥
行政処分以外の行政の行為形式(行政指導など)に関する事例演習
8.行政法⑦
実効性確保に関する事例演習
9.商法①
株式会社の設立を巡る諸問題を扱う。
10.商法②
株式及び株主を巡る諸問題を扱う。
11.商法③
株主総会を巡る諸問題を扱う。
12.商法④
取締役・取締役会・代表取締役を巡る諸問題を扱う。
13.商法⑤
計算を巡る諸問題を扱う。
14.商法⑥
ファイナンス法制を巡る諸問題を扱う。
15.商法⑦
再編を巡る諸問題を扱う。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 履修は法曹コース在籍者に限る(ただし、法曹コース在籍者の履修登録者が20名に満たないときには、4年次生の履修を認めることがある)。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点評価による。平常点評価の対象になるのは、課題についての解答の内容と授業中の質疑応答の状況である。行政法・商法の担当者による評価の平均で最終成績となる。
合否の判断は名古屋大学の評価基準に基づいて行う。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 特に用いない。教材は、NUCT等を通じて配布する。 |
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参考書 Reference Book | | 学部講義で推奨された教科書、判例百選等を予習で活用すること。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 第2回~第8回:事前に問題と関係資料を配付するので、解答を作成しておくこと。
第9回~第15回:会社法の教科書(特に指定はない。)の関係箇所を自習し、課題について事前に解答を作成すること。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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