授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 法曹になるための基礎体力と、法曹として活躍するためのスキル・マインドを身に付けることを目指します。
各科目で学ぶ「法解釈の基礎」を、より実践的な形で学びます。その際、「法律と事実は車の両輪」であることを意識します。法曹への道において避けては通れない「要件事実」や「事実認定」についても説明します。
より実務的な内容として、法曹の幅広い活動領域と実践例をご紹介します。法曹の活躍の可能性は年々広がっています。
現代社会が抱える法律問題につき、「法曹として何ができるか」をみなさんとリアルタイムで一緒に考えていきます。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Learn the basic skills and way of thinking to work as a lawyer. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 法解釈の基礎を「自ら自在に使いこなせる」レベルで身に付ける。
要件事実と事実認定の基礎を、今後の本格的な学習の準備段階として身に付ける。
法曹の幅広い活動領域と実践例を知り、法曹の社会的意義と可能性についての理解を深める。
「今を生きる」法曹、「これからの社会を担う」法曹について、自ら考える姿勢を身に付ける。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回 ガイダンス
法曹になるための学習のロードマップを概観します。みなさんの本講義への希望も伺います。
第2回 法曹の1週間
担当教員の法曹としての1日をご紹介し、法律と法曹がいかに社会に関わっているかを学びます。
第3回 法解釈の基礎①
法解釈の基礎的な理論を、主に民法と刑法の基礎知識を用いて学びます。
第4回 法解釈の基礎②
法解釈の理論を更に発展させ、法律と事実の関係を学びます。
第5回 法曹への道と法学
法曹になるために必ずや遭遇するであろう事例をもとに、法曹に必要とされる能力を確認します。
第6回 要件事実と事実認定
より実務的な理論である要件事実と事実認定について学びます。
第7回 法曹の活動領域と実践例
様々な法曹の幅広い活動領域をご紹介します。ゲストをお呼びするかもしれません。
第8回 民事事件の実践
担当教員が担当した生の事件を素材に、民事事件の発生から解決までの流れを辿ります。
第9回 刑事事件の実践
担当教員が担当した生の事件を素材に、刑事事件の発生から解決までの流れを辿ります。
第10回 行政事件の実践
担当教員が担当した生の事件を素材に、行政事件の発生から解決までの流れを辿ります。
第11回 新型コロナウイルスと法曹
全方向型の法律問題である新型コロナウイルスに関し、法的観点から考えてみます。
第12回 クロスオーバー○○法×○○法
一つのケースに複数の法律が関わり得ること、そして、複数の法律の相違点を知る意義を学びます。
第13回 予防法務と戦略法務
紛争が起きる前の予防法務と、「攻めの一手」である戦略法務について学びます。
第14回 行政法務と立法法務、そして政策法務
司法のみならず行政・立法における法曹の役割を知り、「政策法務」の発想も身に付けます。
第15回 まとめ
これまでの授業を振り返り、みなさんが学んだことと心境の変化をディスカッションします。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 特になし。
ただし、基本6法+行政法を履修していることが望ましいです。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点40%
レポート60%
100点満点で60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 山下純司ほか『法解釈入門〔第2版〕』有斐閣(2020年)…ベーシックな法解釈の解説書です。
北周士『弁護士「好きな仕事×経営」のすすめ―分野を絞っても経営を成り立たせる手法』第一法規(2018年)…法曹のうち弁護士に関するものですが、幅広い活躍を垣間見ることができます。
その他の参考書は講義でご紹介します。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各回の講義において、次回までの授業時間外学習の内容及び目安時間を説明します。 |
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注意事項 Notice for Students | | 「教わる」部分もありますが、「主体的に考える」部分が多い授業です。みなさんの主体的な学習を期待しています。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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