学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0302123
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
演習ⅠB
科目名 【英語】
Course Title
Seminar IB
担当教員 【日本語】
Instructor
姜 東局 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KANG Dongkook ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 5時限
Fall Mon 5
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「西洋の衝撃」以後の時期において、東アジア地域-ただし、日本・中国・朝鮮半島に限定-に存在した国内・国際政治にかかわる精神的営みの歴史を当時のコンテクストから理解する。今年度は、国際関係論における伝統と現代の問題を対象とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The goal of this lecture is to understand the history of spiritual activities related to domestic and international politics that existed in the East Asian region-but only in Japan, China, and the Korean Peninsula-after the "Western Impact" from the context at that time. This year, we will focus on traditional and contemporary perspectives on international relations.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
東アジアにおける国際関係認識の歴史とその遺産に関する理解

地域という観点の獲得

自己への反省的認識の経験
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 東アジアの前近代の国際関係は、19世紀末で解体されたが、その精神的な遺産が再利用されることは何回かあった。20世紀前半の孫文や日本帝国の「王道」に基づいた地域主義言説がその代表であるが、20世紀後半にはほとんど見えなくなった。ところが、21世紀にはいって、天下・王道・問罪などに基づいた国際関係論が中国から出されてきた。本演習では、東アジアの国際関係における伝統を現代の観点から、この新たな動きについて考察を行う。具体的には、以下のような作業を行う。
 ①東アジア前近代の国際関係について理解を深める、②近代的な国際関係への移行の際に、以前の思想的な遺産はどのように処理されたのかを理解する、③20世紀前半の再利用の現状と失敗について分析する、④以上の作業から得られた知見を生かしながら、21世紀の再利用について批判的に考察する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席・報告・討論などの平常点による。
教科書・テキスト
Textbook
毎回の教材や資料については、講義の中で紹介する。
参考書
Reference Book
適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回指定されるテキストを読んで、感想をまとめる作業が求められる。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)