学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0303532
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
演習ⅡA
科目名 【英語】
Course Title
Seminar IIA
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 史人 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Fumito ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 5時限
Spring Mon 5
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
学生が主体的に特定のトピックを検討のうえ報告し、議論することによって、複雑化し価値の多元化が進む現代社会において生起する諸問題の解決に向け、積極的に寄与する資質・能力を培うことを目的とする。また、本ゼミナールにおいては、体制移行諸国において生起する法的・政治的問題に焦点を当てることにより、アジア諸国を中心とする国際的な連携を担うために必要な基礎的知識を習得する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This seminar aims to cultivate students' qualities and abilities to actively contribute to the resolution of problems arising in today's increasingly complex and value pluralistic society by, on their initiative, examining, reporting, and discussing specific topics. The seminar will also focus on the legal and political issues in transitional countries to acquire the basic knowledge necessary for international cooperation, particularly in Asian countries.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
社会問題を複合的な視点から検討、分析し、自らの見解を説得力をもって他者に伝える能力を養う。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Students will obtain the ability to examine and analyze social issues from multiple perspectives and communicate their own views persuasively to others.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
演習テーマ:アジア・拡大ヨーロッパの法と政治
このゼミナールでは、「拡大ヨーロッパ」(旧ソ連・中東欧諸国)やアジアのいわゆる「市場経済移行諸国」を対象として、それらの地域における民主化と現代立憲主義に係わる問題を検討します。

The main topic of this seminar: is "Law and Politics in Asian and Enlarged Europe."
In this seminar, we examine the trends of democratization and modern constitutionalism in the "Enlarged Europe" (former the Soviet Union and Central and Eastern European countries) and so-called "market economy transition countries" in Asia.

【講義概要】
 第1回 イントロダクション
       ゼミの概要説明、自己紹介、ゼミのテーマ・スケジュールの決定等
 第2回 ゼミのテーマに関するトピックの紹介、学生の報告テーマの決定
 第3回 ゼミに関する基礎知識の講義
 第4回 ディベート1
 第5回 ディベート2
 第6回~第14回 ゼミナール(学生による報告)
 第15回 ゼミのまとめ

※SNSを利用し、ゼミナールの報告資料を共有します。参加者は、事前に共有された資料に目を通してから、ゼミナールに参加してください。
※このほか、学生有志によるサブゼミを行います。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
本ゼミの対象地域に関心を持つ学生であれば、初学者も歓迎します。語学の能力・経験は問いません。但し、英語文献を扱うことがあります。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
ゼミにおける発表(50%)、半期に1回のディベートにおける貢献(20%)、ゼミでの発言などの日常的な授業への貢献(30%)に基づいて評価します。①主体的に学問を深める積極的な姿勢をもってゼミに参加し、②体制移行諸国で生起する問題を分析するための基礎的な知識を身につけ、③自らの見解を説得的に表現できるよう努力したかどうかを合格の基準とします。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて資料を配付します。
参考書
Reference Book
渋谷謙次郎『法を通してみたロシア国家』(ウェッジ、2015年)。
鮎京正訓『法整備支援とは何か』(名古屋大学出版会、2011年)。
鮎京正訓ほか編『多様な法世界における法整備支援』(旬報社、2021年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
指定された文献、論文に事前に目を通したうえ、不明な点を予習した上で、授業に臨むこと。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.