学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0308280
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(比較法政演習Ⅰ)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture (Peer Support Initiative I)
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 史人 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Fumito ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義では、日本人学生と留学生が少人数のグループに分かれて外国語によりゼミナールを主体的に行うことによって、現代社会において生起する諸問題を解決し、国際的な連携を進めるために必要とされる基礎的な能力を養います。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, Japanese and international students are divided into small groups and conduct seminars independently in foreign languages. In this course, students will cultivate the qualities and abilities necessary to actively contribute to the solution of various problems arising in modern society and to promote international cooperation, especially in Asian countries.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本の法制度・政治制度に関する理解を、外国の法制度・政治制度との比較を通じて深めるとともに、これを説明する能力と外国語で意思疎通をする力を養います。 この科目は受講者の主体性育成を主眼とするため、授業内容の詳細は担当教員が設定せず、受講者が自ら作り上げます。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Students will deepen their understanding of the Japanese legal and political system by comparing foreign legal and political systems and developing the ability to explain them and communicate in a foreign language. Since the primary purpose of this course is to foster students' initiative attitudes, the details of the class content are not set by the professor but by students themselves.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
・この講義では、日本人学生と留学生が少人数のグループに分かれて外国語によりゼミナールを行います。
・ゼミナールのテーマは、日本の法制度・政治制度、歴史、文化です。秋学期に日本に来たばかりの留学生に対して日本人学生が日本の基礎的な知識を伝えることにより、受講者は日本についての理解を深め、それを外国語で伝える能力を養います。
・第1回、第8回、第14回の講義は、全学生、担当教員が参加する合同ミーティングです。合同ミーティングは、原則として水曜6限に行われます。第1回ではグループ分けを行い、各グループは自らの学習計画を作成します。第8回と第14回の報告会では、各グループが事前に準備したpptのスライドなどを用いて、自分たちの研究成果を発表します。
・通常のゼミナールは、グループ毎に、自分たちの学習計画に従って行われます。ゼミナールの日時・場所・方法は、グループの学生が自ら決めます。
・ゼミナールは以下の手順で行います。まず、報告のトピックについて、文献などにあたり理解を深めます。その上で、その理解に必要な基本的な知識について、日本語のほかに外国語の資料を作成するなどしてわかりやすく留学生に説明します。互いの国の法制度・政治制度等を比較し、互いの知識や理解について確認しながらゼミナールを進めます。


【授業計画】
第1回 オリエンテーション・ミーティング(Orientation Meeting)
 全員参加。PSI-1の紹介、学生のグループ分け、グループ毎での学習計画の作成

第2回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(1)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第3回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(2)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第4回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(3)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第5回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(4)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第6回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(5)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第7回 中間報告会の準備作業
 グループ毎に実施(発表資料の作成など)

第8回 中間報告会(Midterm Presentation Meeting)
 全員参加:各グループがこれまでの学習の成果について報告

第9回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(6)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第10回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(7)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第11回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(8)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第12回 日本の法、政治、歴史、伝統などに関するゼミナール(9)
 グループ毎に自らの学習計画に沿って実施

第13回 最終報告会の準備作業
 グループ毎に実施(発表資料の作成など)

第14回 最終報告会(Final Presentation Meeting)
 全員参加:各グループがこれまでの学習の成果について報告

第15回 ゼミナールのまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
本講義に特別な履修条件はありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・「合・否」で判定します。
・外国語でプレゼンテーションを行い、他の参加者の発言・報告を理解し、自らの意見を伝えることができるか、演習に積極的に参加したかどうかを合格基準とします。
・演習の準備・参加態度・実施報告等を総合的に勘案して評価します。演習の準備、参加態度は、毎回の授業ごとにウェブサイトに班で書き込む記録によって判定されます。実施報告は、学期の中間と期末に英語で行う発表およびそれに関する英文レポートをもとに判定されます。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて授業内で指示します。
参考書
Reference Book
NUCT内にPSIのグループページを設け、セミナーの資料と活動結果を掲載し、受講者同士が確認できるようにします。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
セミナーに参加する際には、事前にテーマにかかわる専門用語を確認し、基礎知識を収集してください。
注意事項
Notice for Students
・比較法政演習は、Ⅰ(秋学期)→Ⅱ(春学期)の順番で受講することを推奨します(Ⅰで同じグループになった留学生は、Ⅱでも原則として同じグループになります)。ただし、ⅠまたはⅡのみの受講、Ⅱ→Ⅰの順番での受講は可能です。
・第1回の「オリエンテーションミーティング」の日時・場所・開催方法は、NUCTで通知する予定です。欠席する場合は、事前に担当教員に連絡してください。
・この講義の講義名は、比較法政演習/Comparative Law and Politics Seminarsです。プロジェクト名はPSI (Peer Support Initiative)といい、PSIの名称で呼ばれることが多いです。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.