学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0402150
科目区分
Course Category
経済学科専門科目・経営学科関連専門科目
科目名 【日本語】
Course Title
西洋経済史
科目名 【英語】
Course Title
European Economic History
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 カンナ ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITO Kanna ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
大学院経済学研究科
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
Graduate School of Economics
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 2時限
Fall Fri 2
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義では、西洋経済史の基礎知識を習得し、批判的思考を養うことを目的とする。そのために、今日私たちが慣れ親しんでいる資本主義経済システムの発展と、世界市場が形成されていく過程を学ぶ。大航海時代以降のヨーロッパの国民国家形成と諸国がとった経済政策を検証し、さらに18世紀半ば以降のイギリスにおける工業化の展開と、それが人々の生活や世界経済に与えた影響を検討する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course is aimed at acquiring a better knowledge of economic and social changes by studying the interaction of evolving economic institutions with related social, political, cultural, and religious institutions; and facilitating critical thinking. Central topics to be considered include the development of commercial and financial institutions during the early modern periods, the causes and consequences of the British Industrial Revolution and the development of an integrated international economy, or “early globalization”. This class will provide: 1) a general overview of important events and periods in the economic history of Europe; 2) an analysis of important historical events from an economic viewpoint.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
ヨーロッパの歴史的経験を学ぶことで、以下の4分野の知識とスキルを発展させることができよう。
1)長期の経済的変化(経済活動の農業から工業へのシフトや世界経済の一体化等)を解釈できる
2)長期の経済成長において様々な経済間での主要な相違を比較できる
3)経済成長にとって技術的優位や制度・組織的変化がどのように貢献したかを説明できる
4)近代(過去数百年)の経済発展の背後にある経済的プロセスの特徴を説明できる
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 西洋経済史の視座
2. 宗教改革
3. 国民国家の形成
4. 大航海時代とスペインの盛衰
5. オランダの経済発展
6. イングランドの経済発展
7. 資本主義世界経済システム
8. 英国の工業化(1)前提条件
9. 英国の工業化(2)農業革命
10. 英国の工業化(3)プロト工業化
11. 英国の工業化(4)技術革新と工場制
12. 工業化と社会問題
13. 世界に広がる工業化
14. パックス・ブリタニカ
15. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
高校レベルの世界史の知識があることが望ましい。必要に応じて高校時代の教科書、資料集、また市販されているそれに準じる書籍で学習すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
課題・小テスト(40%),レポート(30%)、期末試験(30%)で評価する。授業中に得た知識や概念を適切に理解し説明できること、西洋経済史の出来事を経済理論や歴史的データを用いて論述できることを合格の基準とする。なお、履修取り下げ制度は採用しない。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
参考書として、馬場哲 / 山本通 / 廣田功 / 須藤功『エレメンタル欧米経済史』晃洋書房、2012年。金井雄一 / 中西聡 /福澤直樹『世界経済の歴史〔第2版〕―グローバル経済史入門』名古屋大学出版会,2020年。必要に応じて、授業中に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
①「一般経済史」のアウトラインを復習しておくこと。②講義の中で指示した予習課題や宿題等に取り組むこと。③毎日、国際経済情勢をチェックすること。これらを前提として授業を進める。予習と復習の状況は、毎回の授業で行う小テストで確認する。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。
※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour