学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0613200
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
数学展望Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Perspectives in Mathematics II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
岡田 聡一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
OKADA Soichi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 3時限
Fall Wed 3
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
主に数理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この数学展望の目的は,現代数学に現れるさまざまな概念や考え方を具体的なテーマを通して学ぶことである.今年度後期のテーマは,「方程式」である.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to introduce various concepts and ideas in modern mathematics through a concrete theme. The theme of this semester is "equations".
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
この講義の目標は,講義で扱うトピックに関する基礎概念を習得するとともに,現代数学の考え方の例を理解することである.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to
(1) obtain basic knowledge in the topic of the course;
(2) understand some examples of basic idea in modern mathematics.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
一口に「方程式」といってもさまざまな種類のものがある.中学校・高等学校以来おなじみの 2 次方程式や 3 次方程式のような未知数に関する多項式 = 0 の形のもの(代数方程式と呼ばれる)もあれば,物理などの問題に現れる未知関数とその微分に関する方程式(微分方程式と呼ばれる)もある.さらには,漸化式も未知数列に関する方程式とみて差分方程式と呼ばれることもある.このような方程式を解くこと,あるいはその解の性質を調べることを通じて,数学が発展してきた(そして現在でも発展しつつある)ということもできる.

この講義では,このような方程式を題材として,トピックをいくつか選んで解説する.詳しいプランは 1 回目の講義で配布するが,学期の前半は代数方程式に関連した話題を,後半は微分方程式に関連した話題を扱う予定である.
履修条件
Course Prerequisites
高等学校で学ぶ程度の数学の知識を仮定する.微分積分学や線形代数学を受講していれば,理解がより深まるであろう.
関連する科目
Related Courses
微分積分学,線形代数学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポートに基づいて成績評価を行う.詳細は 1 回目の講義で説明する.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
レポートの提出しなかった場合の成績は欠席 (W) とする.
参考書
Reference Book
参考書は講義内で適宜紹介する.
教科書・テキスト
Textbook
教科書は用いない.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
興味を持った部分についてより詳しく調べる・考えることが必要である.
注意事項
Notice for Students
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
受講者数が多すぎる場合は, 理学部 1 年生を優先する.
レベル
Level
0
キーワード
Keyword
代数方程式,微分方程式
履修の際のアドバイス
Advice
講義内で紹介する参考書などを読んで,自分で手を動かしてみるとよい.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
開講形態などについては,9 月上旬を目途に NUCTに掲示する.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
NUCTなどで連絡する.