学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0665210
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
テクトニクス
科目名 【英語】
Course Title
Tectonics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
竹内 誠 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAKEUCHI Makoto ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春2期 月曜日 2時限
Spring2 Mon 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
様々なプレートによる応力状態での地質構造形成の基礎知識を習得する.物体の変形と地質構造の関係を理解し,それらをもとに変動帯の地質構造形成について考える力を養う.世界で代表的な変動帯の地質の多様性を知り,その中で日本の地質の性質を理解することを目的とする.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the basic knowledge of geological structure formation under the stress condition by various plates, and understand the geological diversity of the Japanese geology in the world.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
授業終了時に,以下のことができるようになることを目標とする.
(1)様々な地質構造を認識でき,そのでき方を説明できる.
(2)テクトニックセッティングに応じて形成される地質構造の違いを説明できる.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the class, students are expected to be able to do the following
(1) To be able to recognize various geological structures and to explain how they are formed.
(2) To be able to explain the differences in geological structures formed in different tectonic settings.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 剪断帯(カタクレーサイト,マイロナイト)
2. 正断層を伴う地質構造(地溝,半地溝,地塁,大陸分裂から海洋地殻形成)
3. 横ずれ断層を伴う地質構造(トランスプレッション,トランステンション,プルアパート盆地)
4. 逆断層を伴う地質構造(衝上断層,ナップ,デュープレックス,褶曲・スラスト帯)
5. 島弧海溝系の地質(背弧海盆,前弧海盆,付加体,メランジュ)
6. 衝突帯の地質
7. 火成岩の地質構造・岩塩テクトニクス(岩脈,コールドロン,ダイアピール)
8. まとめと評価


各授業最後に,次週の予習課題を提示する.また,授業内容の理解を深めるために復習を兼ねた小レポートをかす.
履修条件
Course Prerequisites
構造地質学を履修していることを強く望むが,未履修でも受講可能.
関連する科目
Related Courses
堆積地質学,構造地質学の知識を前提として,授業を行う.また,本授業は,地質調査法,地質調査,フィールドセミナー1,地球ダイナミクス,地質学特論などの基礎となる.
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポートまたは小テスト(40%),試験(60%)で,総合的に評価する.構造地質学に関する基本的な概念や用語を正しく理解していて,総合的に60%以上を合格の基準とする.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
試験を受けなかった場合,欠席とする.また,試験をうけても合格レベルに達しない場合,不可とする.
参考書
Reference Book
狩野・村田著「構造地質学」(朝倉書店)
平朝彦著「地層学2?地層の解読」(岩波書店)
教科書・テキスト
Textbook
この授業では担当教員が作成するプリントなどを授業で資料として配布する.また,NUCTに資料を公開する.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各授業の後に,小テストにより,理解を深める.
注意事項
Notice for Students
時間外の質問は,可能な場合,随時居室にて受けます.
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
構造地質学を履修していることを強く望むが,未履修でも受講可能.
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
講義室で対面授業を行う.また,各授業終了後,数日以内に小テストを受ける必要がある.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
対面授業と同じ.