学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0665520
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
地球惑星物理学概論
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to Earth and Planetary Physics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
並木 敦子 ○ 熊谷 博之
担当教員 【英語】
Instructor
NAMIKI Atsuko ○ KUMAGAI Hiroyuki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
地球惑星物理学の基礎を理解することを目的とする.力学,連続体力学,熱力学などの基礎物理学を用いて、地球や惑星の構造や現象を解析する能力の獲得に重点を置く.


・直感的イメージの精密化(モデル化)と本質を抽出する近似を理解する.
・基礎方程式がどのように導出されるかの本質を理解する.
・道具としての物理学を現実の問題にどう使うかを例示する.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to help students understand the basic concepts of earth and planetary physics. This course also enhances students’ skills in analyzing the structures and phenomena of the earth and planets, using fundamental physics (mechanics, continuum mechanics, thermodynamics, etc.).

This class will focus on these three points.
・How to make a model of phenomena based on intuitive images and approximation.
・Derivation of the basic equations.
・How to use physics as a tool.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
物理を使って身の回りの事を説明できるようになる.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
You will be able to explain things around you using physics.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
内容(計画)

並木担当
1.物理学で地球・惑星を探る[惑星の運動]
2.地球惑星科学で必要な熱力学[エネルギー保存,相変化]
3.地球を作る物質と内部構造[圧力,層構造]
4.熱輸送[伝導・対流・輻射]
5.大気の構造[理想気体,圧縮性]
6.連続体にかかる力 [弾性,粘性]
7.マントル対流[浮力,熱対流,プレートテクトニクス]
8.レオロジー [岩石,マグマ,混ざり物]
9.地震の発生 [破壊,摩擦]
10.地下の水の流れ[浸透流]
熊谷担当
11.弾性体の変形[応力,歪,弾性定数]
12.連成振動と波動[波はなぜ生じるか,波数,一次元波動方程式]
13.弾性波動と地震波[縦波/横波,反射・屈折,地震波による地球透視]
14.理想流体と噴火[連続の式,d/dt と∂/∂t,マグマの発泡と噴火]
15.まとめ

適切に予習復習する事が求められる.
履修条件
Course Prerequisites
学部1年次に開講される力学,電磁気学,微分積分学I,線形代数学Iを履修していることが望ましい.
関連する科目
Related Courses
地球惑星物理学基礎
地球惑星数学及び演習
地球惑星物理学実験法及び実験 I
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業中に出題する問題の解答とレポートにより評価する.6割以上を合格とする.

Quiz and report will be taken into account. 60% or more will pass.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
レポートを1回でも未提出もしくは無断欠席が3回以上の場合は欠席(W)とする.レポートにおいて剽窃が確認されれば不可(F)
参考書
Reference Book
各テーマ毎に授業の中で紹介する.
教科書・テキスト
Textbook
各テーマ毎に授業の中で紹介する.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業中に出す宿題を翌週までに解くこと
注意事項
Notice for Students
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
学部1年次に開講される力学,電磁気学,微分積分学I,線形代数学Iを履修していることが望ましい.
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で行う。
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行う事。
・授業に関する受講生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行う事。