学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		理学部
時間割コード
Registration Code		0610510
科目区分
Course Category		専門科目
Specialized Courses
科目名　【日本語】
Course Title		代数学要論Ⅰ
科目名　【英語】
Course Title		Elements of Algebra I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員　【日本語】
Instructor		中西　知樹 ○
担当教員　【英語】
Instructor		NAKANISHI Tomoki ○
単位数
Credits		6
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		春 月曜日 １時限
春 月曜日 ２時限
Spring Mon 1
Spring Mon 2
授業形態
Course style		講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
数理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
群は数学のさまざまな分野における基本的な代数構造である．本講義の目的は群の理論の基礎的な概念・性質・例を学ぶことである．
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
A group is a fundamental algebraic structure appearing in several areas of mathematics. The objective of this course is to learn basic concepts, properties, and examples in group theory.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
群に関する基礎的な概念・性質・例について確固とした理解を得て，将来必要に応じて自分自身でさらに理解を深いめることができるようになることが目標である．
到達目標　【英語】
Objectives of the Course
The goal for students is to acquire solid understanding of basic concepts, properties, and examples, so that they can learn the subject by themselves more deeply when it will be necessary.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
群に関する概念・性質・例をを学ぶ．具体的には，

基礎的概念と定理（部分群，正規部分群，商群，同形定理など）
有限群（特に対称群）の性質
アーベル群の性質
群の作用と表現
やや進んだ話題：Jordan-Holderの定理，Sylowの定理，鏡映群，Coxeter群，などから時間の許す範囲で取捨選択

を予定している．
より具体的な予定表は，初回の講義で提示する．
履修条件
Course Prerequisites
特になし
関連する科目
Related Courses
２年生までに学ぶ事項は基本的に既知とする．
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
中間試験および期末試験で評価をする．
評価基準は大学における評価基準のとおり．
https://www.nagoya-u.ac.jp/academics/campus-life/gpa/
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
履修取り下げ届けの提出は不要．
期末試験を欠席した場合に履修取り下げとみなす．
参考書
Reference Book
その他，群論の教科書はたくさんある．しばらく学んでから必要に応じて教科書の参考文献の項目を眺めてみると良いであろう．
教科書・テキスト
Textbook
雪江明彦，代数学１群論入門，日本評論社，２０００円

講義は教科書に沿って行うわけではないが，基本なことがらはだいたい教科書に含まれている．また，演習書としても活用してほしい．
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習は特に必要ないが，他の数学科目と同様，復習と自分で演習問題を解くのは不可欠である．
注意事項
Notice for Students
-
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
可
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
やる気があれば，他は特になし
レベル
Level
1
キーワード
Keyword
-
履修の際のアドバイス
Advice
-
授業開講形態等
Lecture format, etc.
大学の教育レベルで可能な範囲で，基本的には対面式で行う．
講義資料はNUCTにもアップするので，自宅等の遠隔で学習することも可能である．
ただし，やむをない事情により対面試験を受けることができない場合は，第２回の講義までにあらかじめ申し出ること．（コロナウイルスに感染したり濃厚接触者となった場合は別途対応する．）
遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
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