学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0630500
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
地学集中実験
科目名 【英語】
Course Title
Special Experiments in Earth Science and Astronomy
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
田村 陽一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAMURA Yoichi ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
授業形態
Course style
実験
Laboratory
学科・専攻
Department / Program
物理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
地学の一端としての宇宙を理解するうえで、天体観測は最も基本的なアプローチです。この際、観測装置や観測データの解析法を正しく理解することが重要です。

そこで地学集中実験では、電波天文観測データを素材として、宇宙観測の基礎となる物理学や数学を理解するとともに、それを支える技術や考え方を学ぶことを目的とします。また、宇宙で見られる天体現象を物理的に考察するとともに、得られた結果をレポートにまとめ、発表を通じて他者に伝える力を養うことも本授業のねらいです。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Astronomical observation is the most fundamental approach to understanding the universe. It is therefore important to properly understand how astronomical observations are made and what technologies/techniques allow one to make astronomical observations.

The purpose of Special Experiments in Earth Science and Astronomy is to understand the underlying physics and mathematics that are the basis of astronomical observations and to learn the techniques that enable the observations, through analyses of data taken with a radio telescope. Another purpose is to discuss and report the results and to convey the results to others through presentations.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
授業完了時において、履修生が地学の一端としての天体観測の原理の理解を獲得するとともに、レポートや発表を通じて人に伝える力を身につけていることを目指します。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
A student taking this course will have an understanding of the principle of astronomical observations, as part of earth science and astronomy. The student will also obtain the ability to properly tell the result to other people by writing a report and making an oral presentation/discussions.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
予測と実証という近代的な科学の方法論にのっとり、地学の一端としての天文学にスポットをあて、地球から遠く離れた天体の性質を調べることを可能にする考え方や方法を学びます。本授業では、銀河の中心に位置する超大質量ブラックホールの質量の推定を題材として、以下の項目に取り組みます。履修生は、授業時間中及び時間外にレポート課題に取り組み、実験結果の発表を行うものとします。

1: 天文観測の方法(講義)
2: 理論的予測
3: 観測データの解析:観測データの画像化
4: 観測データの解析:物理量の導出
5: 予測と観測の比較
6: レポート課題と発表
履修条件
Course Prerequisites
この科目は、日本語で提供されます。(This class is taught in Japanese.)
関連する科目
Related Courses
特になし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート (70%)、及び発表 (30%) により評価します。両項目について「C-」評定以上を合格要件とします。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
レポート・発表成績不良者は「不可 (F)」とします。履修取り下げを行った者を「欠席(W)」とします。
参考書
Reference Book
- 中井直正ほか編「シリーズ 現代の天文学16 宇宙の観測II - 電波天文学」(日本評論社)
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しないが、必要に応じて指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
レポート課題への取り組みを課外学習とします。必要に応じて参考書などを調べて授業内容を十分理解することが望ましいです。
注意事項
Notice for Students
具体的な講義日程は、後日掲載します。(7月から8月の3日間程度を予定)

本集中実験は、1年次の「地球科学実験」を履修できなかった学生を対象にした教職用の科目です。履修希望者はあらかじめ物理事務室に申し出てください。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
特になし。
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面授業とします。状況に応じて臨機応変に対応します。教育学習支援システム (NUCT) 等にて連絡します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)