学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0920032
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
土壌学
科目名 【英語】
Course Title
Fundamental of Soil Science
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
渡邉 彰 ○ 浅川 晋
担当教員 【英語】
Instructor
WATANABE Akira ○ ASAKAWA Susumu
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 1時限
Fall Thu 1
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
土壌を構成する無機物(一次・二次鉱物),有機物(腐植物質),生物(動物,微生物)について説明し,それら構成要素に起因する土壌の生物性(物質代謝),化学性(イオン吸着,pHと緩衝能),物理性(構造,水・空気の分布)について学ぶ。また,土壌生成とその過程に関わる因子について学ぶことで,国内外の土壌,土地利用形態の異なる土壌の特徴を理解する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, soil components, including inorganic matter (primary and secondary minerals), organic matter (humic substances), and organisms (soil animals and microorganisms), and soil biological (metabolism), chemical (ion adsorption, pH, and buffering effect), and physical (structure, distribution of water and air) properties with regard to the soil components will be learned. In addition, characteristics of soils in Japan and foreign countries as well as those under different land use types will be understood through learning the processes in soil genesis and diagenesis.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
土壌は生物圏を構成する主要な環境のひとつであり,大気圏,水圏,岩石圏と相互作用を持ち生物圏の恒常性の維持に重要な役割を果たすとともに,陸上生態系を支え,生物生産活動を通して我々の生活と深く結びついている。本講義では,土壌の持つ機能を十分発揮させて農作物の生育促進を図るとともに土壌の劣化とそれがもたらす多くの問題を克服することを念頭に置き,土壌学の基礎を習得することを目的とする。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
01. 授業の概要(浅川)
02. 森林・草地の土壌-分布と特性,物質循環(浅川)
03. 畑・水田の土壌-分布と特性,物質循環(浅川)
04. 土壌中の生物の種類(浅川)
05. 土壌中の生物の働き(浅川)
06. 主要な母岩と土壌鉱物(渡邉)
07. 風化,土壌の粒度組成(渡邉)
08. 土壌のイオン吸着機構(渡邉)
09. 土壌のpH(渡邉)
10. 土壌有機物の動態と機能(渡邉)
11. 土壌の構造(渡邉)
12. 土壌中の水と空気(渡邉)
13. 日本の土壌生成因子の特色と土壌の分布(渡邉)
14. 日本の主な土壌の特徴(渡邉)
15. 世界の土壌(渡邉)                                 
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
生産土壌学,生物圏環境学1,生物圏環境学2,微生物生態学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
関連学術用語を正しく理解していること,生物を含む土壌構成成分の種類とはたらきに関する知識に基づいて,土壌の特性の違いや土壌に関連する現象を論述できることを合格の基準とする。
・期末テスト80%,授業への取り組み20%。
・履修取り下げは認めない。
教科書・テキスト
Textbook
木村眞人・南條正巳編「土壌サイエンス入門第2版」(文永堂出版)
参考書
Reference Book
土に関わる一般参考図書
日本土壌肥料学会, 「土のひみつ」編集グループ編「土のひみつ-食料・環境・生命」(朝倉書店)
土壌学の入門的参考書 
松中照夫著「土壌学の基礎-生成・機能・肥沃度・環境」(農文協)
土壌学の専門的参考書
久馬一剛編「最新土壌学」(朝倉書店)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
教科書の各回該当箇所について予習,復習をして講義に臨むこと。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として対面で行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
措置を講じる必要がある場合は別途通知する。