学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0900824
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
微生物学1
科目名 【英語】
Course Title
Microbiology 1
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
木村 眞 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KIMURA Makoto ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
微生物は比較的単純な細胞構造と機能を示すが,エネルギー代謝は高等生物よりもはるかに複雑で多様性に富む。本講義ではまず、微生物学の基礎として形態,分類,細胞構造,生育について学ぶ。次に、微生物のユニークな代謝機構の詳細を化学反応のレベルで理解できるようにする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Microbiology 1 provides details on microbial structures and various kinds of microbial metabolisms. Details of unique catabolic reactions are explained on the basis of chemical principles.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
微生物の構造とその生育、代謝について、理解すること。特に、多様な微生物のエネルギーの獲得(異化)や有機化合物の合成(同化)について、微生物ごとにその概要を説明できるようになることを目指す。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
NUCT にアップロードする教材を用いて、下記の項目について説明する。

01. 微生物学の歴史と概要
02. 微生物の多様性,進化と系統分類学
03. 細胞の構造と機能
04. 微生物の生育
05. 解糖経路 エムデン-マイヤーホフ経路,エントナー-ドウドロフ経路,
ホスホケトラーゼ経路,ペントースリン酸経路,ビフィズム経路
06. 発酵 ホモ乳酸発酵,エタノール発酵,へテロ乳酸発酵(Leuconostock 型および
   Bifidobacterium型),ホスホロ開裂反応,混(合)酸発酵とブタンジオール発酵,
   酪酸発酵とアセトン・ブタノール発酵,プロピオン酸発酵,
   スティックランド反応
07. 酸素存在下での代謝 ピルビン酸の酸化的脱炭酸,クエン酸回路,
   好気呼吸(原核および真核) 
08. クエン酸回路とリンクする代謝 糖新生,脂肪酸合成,グリオキシル酸回路等
09. 嫌気呼吸 硝酸呼吸,硫酸呼吸,メタン生成菌の代謝,プロトン他を
   電子受容体とする呼吸等
10. 化学無機栄養 水素細菌,硫黄酸化細菌,鉄細菌,硝化細菌
11. 光合成 光の吸収,酸素発生型明反応,酸素非発生型明反応,
   炭酸同化(カルビン回路,その他)
12. 全体のまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
関連する科目は、基礎有機化学,生物化学1,生物化学2,微生物学2,植物機能学1
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末試験によって評価する
教科書・テキスト
Textbook
使用しない
参考書
Reference Book
IFO 微生物学概論 その他、授業で紹介
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
特になし(各自の判断に基づいて学習する)
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)