授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 有機化学は生体高分子を含む有機化合物(分子)を理解するためのもっとも基礎的な学問である。有機化合物の性質・反応性を合理的に説明できる力を養う。この授業では有機化学1に引き続き、芳香族化合物、カルボニル化合物 カルボン酸、アミンとそれらの誘導体、エノラートの化学について系統的に学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces aromatic compounds, carbonyl compounds such as aldehyde, ketone and carboxylic acid and its derivatives, amine and chemistry of ester enolate. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 有機化学は生体高分子を含む有機化合物(分子)を理解するためのもっとも基礎的な学問である。有機化合物の性質・反応性を論理的に説明できる力を養う。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | 授業終了時に、以下のことができるようになることを目標とする。
1. 芳香族化合物、カルボニル化合物、アミンなどの命名法を利用できる。
2. 芳香属性と Hueckel則などを理解し、芳香属化合物の側鎖の変換法とBirch還元を理解する。
3. 芳香族置換反応とその配向性を理解し、置換ベンゼンの合成戦略を立てることができる。
4. アルデヒド、ケトンに対する付加反応の機構と関連反応を理解する。
5. カルボン酸 導体の合成法とその機構、利用法を理解する。
6. カルボニル化合物のエノール、エノラートの 関与する反応の反応機構を理解する。
7. アミンの性 と合成法、アミンを使った反応を理解する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
概ね1章を2回の授業で学習する。
01. 芳香族化合物(18章)
02. 芳香族置換反応(19章)
03. アルデヒドとケトン(20章)
04. カルボン酸とその誘導体(21章)
05. アルファ炭素の化学:エノールとエノラート(22章)
06. アミン(23章)
(カッコ内は、教科書の章番号を示す) |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ・受講が望ましい科目:化学基礎Ⅰ,基礎有機化学,有機化学1
・関連する科目:有機化学3,生物有機化学、有機構造解析学 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・芳香族性、芳香族置換反応、カルボニルやアミンなどの化学について,授業中に得た知識を用いて論述できることを合格の基準とする。
・定期試験90%,演習問題の提出10%
・中間・期末試験を受験しない者は欠席「W(欠席)」とする。履修取り下げ制度を採用する。 |
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教科書・テキスト Textbook | | David R. Klein著,岩澤伸治監訳「クライン有機化学(下)」(東京化学同人) |
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参考書 Reference Book | | David R. Klein著,伊藤喬監訳「クライン 有機化学 問題の解き方」(東京化学同人)
その他、必要に応じて授業で紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ・毎回,演習問題による復習を課すので取り組むこと。 |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面授業の予定。
ただし、新型コロナウイルスの感染状況によっては、ハイブリッドあるいはオンライン(オンデマンド)の授業に変更する場合がある。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 教員への質問方法
・ハイブリッド型では、授業時に学生に 問の機会を確保するほか、NUCT機能「メッセージ」によりおこなう。
・オンデマンド型で行う場合は、NUCT機能「メッセージ」によりおこなう。
・そのほか、オフィスアワーを設ける。 |
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