学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0902013
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生産土壌学
科目名 【英語】
Course Title
Soil Science for Crop Production
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
浅川 晋 ○ 渡邉 彰 近藤 始彦
担当教員 【英語】
Instructor
ASAKAWA Susumu ○ WATANABE Akira KONDO Motohiko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
最初に,土壌肥沃度と作物生産の関わりを講述し、各種作物養分の土壌中での動態を紹介する。次いで,各種農耕地土壌の特徴を土壌の諸性質と関連付けて作物生産の観点から講述する。最後に,現在の農業がもたらす環境問題を土壌学の視点から考える。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the relationship between soil fertility and crop productivity, dynamics of plant nutrients in soil, and characteristics of various cropland soils concerning crop production. It also introduces various environmenal problems caused by the agricultural activities from the viewpoint of soil science.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
土壌は地球上の植物生育にとって不可欠の基盤であり,健全な作物生育,環境を考慮した農業の実践において土壌を理解することは重要である。本講義では,まず作物生産にとって重要な土壌の肥沃度と作物養分の動態を学ぶ。次いで,作物生産との関連で各種農耕地土壌の特徴を理解する。作物の生産活動は,他方で各種の地域環境問題,地球環境問題を引き起こしている。その現状と対策を理解し,最後に,世界の農耕地の現状を学び,持続的農業生産のためにどのように土壌の保全に努めるべきかを考える。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
土壌肥沃度と作物養分の動態(渡邉、浅川)
 01. イントロダクション、土壌学の内容の復習(ドリル)
 02. 土壌肥沃度と作物生産
 03. 作物養分の土壌中での動き
各種農耕地土壌の特徴と作物生産(浅川)
 04. 水田土壌
 05. 畑土壌
 06. 草地土壌                         
 07. 樹園地土壌
 08. 作物生産に生かす土壌診断
農業と環境(渡邉、近藤、浅川)
 09. 耕地に由来する環境汚染
 10. 農薬、重金属、放射性物質による土壌汚染
 11. 世界の土壌と作物生産
 12. 持続的食糧生産と土壌保全
 13. まとめ,オフィスアワー           
                                                     
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
土壌学,微生物生態学,作物科学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・定期試験により成績を判定する。授業への取り組みも考慮する。
・健全な作物生育,環境を考慮した農業の実践における土壌を役割を理解し、到達目標を達成していることを合格の基準とする。
・履修取り下げは認めない。・定期試験を受験しない者は欠席(W)とする。
教科書・テキスト
Textbook
松中照夫著「新版 土壌学の基礎 生成・機能・肥沃度・環境」(農文協)
参考書
Reference Book
木村眞人・南條正巳編「土壌サイエンス入門 第2版」(文永堂),久馬一剛編「最新土壌学」(朝倉書店),豊田剛己編「土壌微生物学」(朝倉書店),金子信博編「土壌生態学」,犬伏和之編「土壌生化学」(朝倉書店),西村 拓編「土壌物理学」(朝倉書店),岡崎正規編「土壌環境学」(朝倉書店)(朝倉書店),木村眞人・波多野隆介編「土壌圏と地球温暖化」(名古屋大学出版会),吉田澪著「増訂版 やさしい土の話」(化学工業日報社)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・土壌学で学んだ内容を復習した上で講義に臨むこと。
・講義は教科書に沿って行うため、必ず予習・復習を行うこと。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業を予定していますが、大学の授業実施方針により変更する場合があります。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業を行うこととなった場合には、質問等はNUCTのメッセージ機能を利用してください。