学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0920092
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
農学部特別講義 科学史
科目名 【英語】
Course Title
Special Topics in Agricultural Sciences
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
戸田山 和久 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TODAYAMA Kazuhisa ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
科学の歴史を学ぶことにより、これまで教科書等で身につけた科学上の発見や理論が、どのような過程を経て成立し受容されてきたのかを知ることができる。それにより、自らの研究を歴史の中で相対化し、反省することによって、今後の展望を得ることができるようになる。西洋近代科学の成立過程と、19世紀を中心とする生物学の歴史を学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Learning history of science is a part of essential training for working scientists. In this lecture, we learn the process of emergence of modern science as a whole and specific history of 19th biology.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
西洋近代科学がどのような背景のもとにどのようにして成立したのかの理解を通じて、科学という営みが成立するための条件を理解する。
19世紀の進化学・発生学・遺伝学の歴史的展開を理解することによって、科学の歴史を見る際の英雄史観から脱却する。
以上を通じて、科学史から自らの研究のための示唆を得る。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(1)近代科学の成立過程から学ぶ
・Introduction+そもそも「近代科学」って何なのさ(1)
・そもそも「近代科学」って何なのさ(2)
・近代科学に含まれる2つの方法論
・科学者という職業の成立

(2)19世紀を中心とした生物学の歴史
・Darwinってどこが偉いのか
・DarwinismとMendelismの対立と統合
・進化発生学のルーツをたどる
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特にありません。生物学それ自体の知識が必要ですが、農学部の学生さんはすでにおもちと思います。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内容に関連したいくつかのテーマから、1つを選んでもらい、レポートを書いてもらう。そのレポートの出来によって評価する。詳細な評価基準は授業時に課題とともに配布する。
教科書・テキスト
Textbook
教科書等は用いない。自作のpdfファイルをNUCTを通じて配布する。
参考書
Reference Book
授業の中で紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
レポートのテーマは授業内容に密接に関連しているので、集中講義終了後に授業内容を復習し、さらに自分で調査等を行い、レポートを作成することになる。十分な時間を課外学習に当てる必要が有る。
使用言語
Language Used in the Course
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業を予定しているが、コロナウイルス感染症の状況によって遠隔授業に切り替えることもありうる。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業になった場合、オンデマンド型とするが、遠隔でリアルタイムで質問とディスカッションの機会を設ける。