授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 現在,情報技術の急激な発達は「私たちは何者であるのか」,「私たちはいかなる世界に生きているのか」という問いに対する答えを劇的に変化させつつある。そこで本講義では急速に発達する情報技術が,自己と環境(物理的世界,社会,他者)についての私たちの認識をどのように変容させ,そしてそのことが「いかに生きるべきか」という問いに対するアプローチにどのような影響を与えるかを考え,議論する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Currently, the rapid development of information technology is dramatically changing the answers to the questions of "who we are" and "what world we are living in". So in this lecture, we consider and discuss the question of how rapidly developing information technology are transforming our perceptions of ourselves and our environment (physical world, society, and/or others), and how it will affect our approach to the question of "how we should live". |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 情報技術のこれまでの発展が人間や社会に与えてきた影響について基本的な知識を身に着け、現在の情報技術の影響と課題について理解する。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本講義ではコンピュータ,インタ―ネット,スマートフォン,ソーシャルメディア,ウェアラブルディバイス,ビッグデータ,人工知能,ロボティクス,VRなどの情報技術が社会と人間に与えるインパクトを,様々な倫理学的哲学的観点から考察する。授業は以下の内容を含む予定であるが,変更する場合もある。
1. ガイダンス
2. これまでの情報技術の発展とその人間と社会への影響
3. 人間にとってコミュニケーションとは何か
4. インターネットのインパクト
5. ソーシャルメディアと新しいコミュニケーションの在り方
6. メディアとしての人工知能
7. ソーシャルロボットをめぐる賛否両論
8. 総括 | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 数回の小テスト100%。基準は授業で説明した事項について理解しているかどうか。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | 教科書は指定しない。教材は適宜配布する。
参考書:久木田・神崎・佐々木、『ロボットからの倫理学入門』(名古屋大学出版会、2017)、マーク・クーケルバーグ、『AIの倫理学』(丸善出版、2020) | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 感染症の流行状況などによって対面かリアルタイムのオンライン配信のどちらかにする。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔会議システム(Zoomなど)で質問の機会を設ける。 |
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